4歳後半児の失敗しがちな保育や子育て
こんにちは☺
皆さんは、4歳後半の子どもというと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?!
年中になり、仲間意識が出てきて、褒めて欲しい!認めて欲しい!というような姿でしょうか?!
4歳後半児の姿
それもありますが、感情表現がとても豊かになり、自尊心が芽生え始めます☺
感情表現が豊かになるということは、ネガティブな怒りや悲しみも豊かに表現出来るようになるということでもあります☺
それは、大人からすると、厄介な姿でもあり、3歳までのようになだめたりすかしたりしても、納得が出来ないと感情が続くようになることもあります。
また、自尊心が芽生えると、傷つくと落ち込んだり怒りになることもあります。
保育所でのありがちな姿
そのような姿が見られるようになりますので、例えば保育所で最低基準の30人の友達と過ごしていると、とても保育がしにくいこともあります。
あちこちで集団に対して不適応な言動を起こしやすくなります。
それを保育士が抑え込まないと収拾がつかなくなったりします。
でもこのようなことは、発達の過程で重要な姿です!
それを無理に保育士が抑えることで、自我や主体性が歪んでしまう可能性があります。
子どもの成長発達は、順番に進んでいくものですので、4歳後半のこれらの姿は、必ず通らないといけない過程です。
ですので、子どもの発達を尊重すると、時には集団適応は諦めることも必要になります。
保育士の都合や安全面の事は伝えつつ、本人の意思を尊重出来るところはするという保育や子育てが大切になります。
このような怒りや悲しみの態度は、5歳になるとまた発達とともに変化していきますので、適切な支援をしながら成長発達を待つという態度も大切になります☺
最後まで、4歳後半児の失敗しがちな保育や子育てをお読みいただきまして、誠にありがとうございました☺