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幼稚園団体の政治力に驚く保育業界苦笑

私立幼稚園連合会が官僚を接待して、癒着というか忖度をしてもらえる雰囲気づくりをしていました。


正直、とても驚きました。


そのようなアイデアが、幼稚園の団体にはあったのかって。。


この事件の元は全日本私立幼稚園連合会の元会長が横領をしていたことから発覚します。


横領なんていうのは、どのような団体でも経理の管理が単独で行われている場合、よくあることです。


なので、そのこと自体は不思議でもなんでもないのですが、幼稚園の団体が官僚を誘って接待をしていたなんて、保育所団体からすると、考えられないのではないでしょうか。


私立の団体なので、設置認可や補助金に配慮を加えていた可能性があります。

公立の団体ではないというところが、ポイントなのかもしれません。公立の場合、まだまだ政治力を発揮しようというアイデアを持つような、したたかな方は居ないのかもしれません。


それが幼稚園の設備や幼稚園教諭の待遇にも好影響があったのかもしれません。


公立のデータですが、幼稚園の方が平均給与が7万円くらい上ですし、年間の休暇取得日数も幼稚園は130日、保育所は105日と随分と差があります。


ちなみに保育内容はあまり違いがありません。


これは意外だと思われるかもしれませんが、当然なのです。

年齢によって必要な事は保育園の子どもだろうと幼稚園の子どもだろうと変わらないということです。


視点が教育的か保育的(健康中心)かによるだけで、支援者がすることはあまり変わりません。


違いがある方がおかしいです。


幼稚園の方が定期的な行事をしているイメージがありますが、大きな行事があっても無くても目的やねらいは同じです。


文科省管轄ですし、教育機関というイメージの影響でしょうか。


もし支援内容に大きな違いがありますと、どちらかの支援の根拠に間違いがあるという事になってしまいます。


なので仕事内容もあまり違いがありません。


ただ、


幼稚園は3歳児から5歳児が対象で、


9時から15時くらいまでの利用時間です。


一方、


保育所ですが、


0歳から5歳が対象で、


園にもよりますが、今は保護者のために延長をするようになって、8時から20時まで利用が可能だったりします。


これで給与や休日取得に大きな差があるというのは何が原因なのでしょうか?!


監督官庁が文科省か厚労省かの違いもありそうです。


力的には文科省の方が上のようですので苦笑


でも、残念ながらどちらも省庁の中では弱い方だったり、、

予算や経済を握っている、財務省や経産省には全くかないません!


幼稚園の待遇の良さの理由が官僚への接待だったりするとしたら、保育所団体もそうしないといけないかもしれません。


違法ですので、わからないように(ブラックジョークです苦笑)


官僚にしても政治家にしても、正しさや世の中をよくするために働いているというよりも、自分にとって得か損かが行動の目的になっていますので(自分が得だから問題があると知っているけどあの宗教団体を使っていたと思われるとか)幼稚園との格差を考えると、保育所団体ももっと政治力をつける必要があるかもしれません。


保育所団体と繋がっているとお得ですよ!というね。


そういうロビー活動、保育所団体は苦手そう笑


横領も接待もするということで、幼稚園団体の方がしたたかさがあると言えるのかもしれませんし、


そんなことはしない保育所団体は正直すぎで真面目過ぎなのかもしれません。


保育所は正直者が馬鹿を見る状態なのかも。


ひょっとしたら、私立幼稚園連合会の官僚の接待は幼稚園や幼稚園教諭を大切にしたい! それが出来た結果、子どもを大切に出来る!という思いの結果なのかもしれませんが。


ほんとは政治家や官僚が、自分だけのためじゃなくて国民一人ひとりのためという本来の目的のために仕事をして頂けたら、接待をする必要もないですし、弱い立場の子どもも保育士ももっと幸せなのかもしれませんが。



国試保育士遊asobu☆


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