KANさんの役割り
こんにちは☺ こどものせかいブログです!
今回は、先日若くしてお亡くなりになられた、アーティストのKANさんについて、追悼の意味も込めて、記事にしてみようと思います。
私がKANさんの楽曲に触れたのは、何といっても、私の世代なら誰もが知っている、
『愛は勝つ!』
です。
私は丁度、思春期真っただ中という時期で、
当時友達とカラオケに行くと、誰かが必ず一度は歌う曲でした。
最初はそこまでヒットしていなかったようですが、
テレビのバラエティ番組で使用されてから、
ダブルミリオンまで、爆発的なヒット曲になりました。
その後は、あまり聴くことはなく、陰では、
一発屋と言われたり、、
でも私は、友人が『愛は勝つ!』以外にもいい曲があるよ!
、むしろそっちの方がいいかも!とも言っていたので、
いつかはじっくり聴いてみたいと思っていた、アーティストでした。
そのまま数年が経ち、ある日ふと、
『すべての悲しみにさよならするために』という、タイトルの長さが印象的な曲がラジオから流れてきました。
これは、やばいな、、と思い、
夢中になって繰り返し聴きました。
あー、『愛は勝つ!』よりももっといい曲があるよ!と言っていた意味が、そこでようやくわかったような気持ちでした。
それから様々な曲を聴きました。
KANさんのクラシックのような、美しい旋律の曲が大好きになりました。
『愛は勝つ!』という曲が爆発的に売れていた時は、それほど批判される意見は聞かなかったのですが、随分経ってからは、
あんなのあり得ないとか、
現実的ではないとか、
嘘だ!とか、
無責任だ!とかまで、
いろいろ批判的な意見を耳にするようになりました。
そして、『愛は勝つ!』というような、理想を語ることが、
カッコ悪いとか
くさいとか
冷めるとか
しらけるとか
いうような反応が、当たり前になっていきました。
今もそのような思想があるのではないでしょうか。
でも、
やっぱり私は、理想を語らなくてどうするの?!
って思います。
現実的ではないから、最初からあきらめることがいいことなの?!って。
何か違和感やモヤモヤを感じていても、世の中そんなもんだよね!とか?!
例えば、子どもなら、あれやりたい!これやりたい!とかあーなりたい!あれが欲しい!とかありますよね。
それを忙しいとか、現実的ではない、実現できないからといって、周囲がスルーしたり、相手にもしなかったら、子どもは生きる意欲も持てませんし、刹那的になるのは必然でしょう。
人は夢を見たり、希望を持ったりすることで、前向きになれるのではないでしょうか。
私には、今の世の中のために、そんな役割が、まだまだあったと思われて仕方のない、KANさん。
なぜ、求められるはずの方が、居なくなってしまうのかなって、、
(まだそっちに連れて行かなくてもいい人だよ、神様って。)
最後まで、KANさんの役割りをお読みいただき、誠にありがとうございました☺
もし、ご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けると嬉しいです!!