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幼児期の食育の意味とは?!

こんにちは。いつも子どものみかたブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!

私が子どもの頃の40年以上前は、学校では掃除の時間も残って給食を食べているような子どもが居ました。

今、それをすると、人権問題だったり、虐待の可能性があるとみなされたりしますよね。

そう考えましたら、学校の食への意識も随分と変わってきました。

幼児期って、味覚が定着していないことがあって、刺激のあるもの、味の濃い物、癖のある味なんかは刺激が強すぎて、食べられない子どもが多いです。

それは、食べてはいけないものの知識が、まだない人間としての防衛本能なのかも。。

生まれて間もない子どもの食事は、まず楽しい場面であること!が一番だと思います☆

無理して頑張る場面にしてしまうと、よけいに食事に向き合いにくくなり、食に関心が持てなくなります。

食自体に元々興味が持てない子どもだと、さらにそうなりやすいです。

とはいっても、幼児期は体が大きく成長する時期なので、栄養が足りているかが気になりますよね。

バランスよく食べてほしいのはわかりますが、何度も言いますが、味覚が定着しておらず、機能的に食べられないということが実際にあるのです。

ひょっとしたら、本人にしたら毒でも食べている気分かもしれませんね。

食事を無理していると、食べないといけないのに食べられない自分を感じることから、意欲や自信を失うことにもなりかねません。

また、無理して食べさせることは力関係ですることになりますので、保護者さんや保育士との信頼関係が崩れ、人への信頼が弱くなったり、持てなくなる可能性もあります。

無理して食べられるようになることよりも、そちらの方が怖いですよね!

昼食が原因で、登園拒否をする子どもも、実際に居たりします。
そうなると、園で他の支援が受けられないことの方が、デメリットが大きくなります。

食事でも他の支援と同じで、楽しく食べて達成感や自信に繋げられるようにする必要があります。

他の事は割と大目に見るのに、食事だけは厳しくなる保育士が居ますが、

元気で身長や体重も一定あるのであれば、無理せずに、嫌いなものは選択制にして、好きなものを取ればいいと思います。

過去に私が担当したお子さんで、食べられるものが3つか4つくらいしかないという子どもも居ましたが、極端に痩せているとか栄養不足というようなことはありませんでした。

同時に、傍で大人や友達が、おいしく食べている姿を見せるといいと思います。3歳になると、友達を見て真似るようになりますし、食べることに興味が出てきたら自分から『それ何?美味しいの?』って感じて食べてみようかな?と思うかもしれません。

食べてみて、やっぱり無理!となったら、まだ早かったということです笑

幼児の食事場面では、嫌いなものは食べなくてもいい!という、安心感がとても大切です。

もし、嫌いなものも食べてほしいのなら、極端に少なくして、全部食べられた!という、達成感が持てるようにするといいかもしれません。

いずれにしても、幼児期の食事は無理するとあまりいいことはなく、栄養が足りていれば、楽しい!美味しい!という前向きな場面にしてあげることが、今後の食の広がりにも繋がる可能性がありますし、大切だと思います。

味覚が定着するのは小学生になってからということもありますし、それからは食べやすくなると思いますので、幼児期はじっくり時間をかけて、食を楽しめるようにしていくのが大切だと思います。

※可能性は低いですが、極端な偏食の場合、栄養不足になる可能性があり、その場合は医師の診断を受けた方がいい場合があります。

〈参考動画:幼児期に完食の指導は必要?!〉

https://youtu.be/pTvzyIPTGaU?si=TEA7NcVvZUG0zdwj


最後まで、幼児期の食育の意味とは?!をお読みいただき、誠にありがとうございました。
もし、共感して頂けるところがございましたら、スキ!をよろしくお願いいたします☺

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