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改訂版! 放課後等デイサービス運営における40のあるある

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令和バージョンに更新をしました! 2か所放デイの立ち上げから関わった経験がございます!起業を考えられている方、保護者の方の事業所選びの参考に、また放デイで働かれている管理者、スタ…
(売り上げは全てひとり親家庭の支援に使わせていただきます。) 制度開始以来、増え続けています放課後…
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#保育士

〇放課後等デイサービスの魅力

放デイの社会的意義や魅力について こんにちは☺ 最近は各地に放課後等デイサービスの事業所ができ、利用者さんの選択肢が増えました。 地域によっては、サービス内容が問われるようになってきたかなと思われます。 事業所も差別化をはかり、習い事の様なプログラムを組み込む所もありますね。

放デイあるある1 子どもの成長発達に感動する

この仕事をやっててよかったなあって思う瞬間です☺ トイレの自立であったり、言葉が増えてきたり、長い時間じっと座れるようになったり笑といろいろな場面で感じることができます。

放デイあるある2 保護者さんに感謝される

この事業が始まった平成24年から10年が経ち(2022年現在)ました。 以前は大変な思いで特別な支援が必要な子どもと保護者の方は向き合ってこられていました。 今でもそれは変わりありません。

放デイあるある3 社会貢献ができる

放課後等デイサービスという事業は、まだまだ障害のあるお子さんとそのご家族の生活の実態について、理解が進んでいない社会におきまして、障害のある方やそのご家族の人権を守り、ご家族全体の生活を少しでも支えることが出来るという、社会的意義の高い事業です。 そのため、新たに起業される方は、利用者さんやそのご家族のニーズを捉え、福祉の視点を持って事業を行うことが出来ますと、事業者ご本人のステータスにもなり、企業のイメージアップにもつながります。

放デイあるある4 いい事業所立地条件とは?

この放課後等デイサービスという事業は、送迎を行っている事業所が多いです。 ですので、送迎はとても重要なサービスの一つになります。 子どももスタッフも送迎の負担が少なくなるように、地域の学校や特別支援学校の近くがより便利であったり、利用者さんの特徴を考えますと、より安全面を考慮して、大通りに面していない方がいい条件ということになります。

放デイあるある5 あると便利な備品

放課後に生活する部屋に必要なものというと、台所や洗面所、利用者の荷物用ロッカー、モニター、テーブルと椅子、ホワイトボード(利用者の写真や予定などの視覚支援カードなどをはる)、おもちゃ箱、本棚、着替え用洋服入れなどで、事務室には事務用や子ども用パソコンやコピー機、冷蔵庫、書棚、カード作成用ラミネート機、スマホなどが必要だと思われます。

放デイあるある6 国の政策や地域の自治体の懐具合によって利用者さんの数が決まる

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放デイあるある7 運営に必要なスタッフ体制とは?

放課後等デイサービスという仕事は、『人』を支援する仕事です。ですので、支援者である『人』の準備がもっとも重要だと思います。 令和3年度から体制の最低基準が改定されました。

放デイあるある8 必要な送迎体制

1日の利用者が10名以下としますと、用意したい車は8人乗りワゴン車1台、小回りの利く4人乗り軽自動車2台程度が理想かと思います。  3台あると3箇所の学校に同時にお迎えに行くことができます。

放デイあるある10 運営側と現場スタッフがもめる

この仕事をしていますと、他事業所のいろいろな噂を耳にすることがあります。 最悪の場合は事業所を解散してしまう事態も目にしました。

放デイあるある12 経営の視点を持ち込みすぎる運営側

消耗品の減り具合まで運営側にチェックされるってことも聞いたことがあります。 私が居たところではありませんが苦笑 

放デイあるある13 児童発達支援管理責任者が保育未経験

私が働いていた頃は、例えば介護の実務経験が5年あれば数日間の研修を受けると療育や保育経験がなくても、児童発達支援管理責任者という大層な役職になれてしまうということがありました。

放デイあるある14 いい人材が集まらない

どこも保育士不足ですので、放デイまで保育士がまわってこないということがあります。 放デイの最低基準に、支援者の半分は保育士または児童指導員という要件が追加になりましたので、運営側は保育士の確保に苦労されているのではないでしょうか。

放デイあるある15 スタッフが怪我をする

様々な理由で気持ちが不安定になった子どもが、スタッフを傷つけるということが起こります。支援方法や騒音、気温、トラウマなど理由はいろいろと考えられますが、自分の意思を言葉で上手く伝えられないことも多く、そのような行動を選択するしかない!ということも多いことを理解しないといけません。