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ZM【FY23 Q4決算】

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Zoom Video Communications社が2/27(月)米国市場の取引終了後に決算発表を行っています。


✔︎ 決算内容

⭕️ EPS $1.22(0.80)【YoY-5.4%】
⭕️ 売上 $1.12B(1.10B)【YoY+4.3%】
  ┗ 前期見通し $1.095-1.105B

✔︎ 次期ガイダンス

⭕️ EPS $0.96-0.98(0.84)【YoY-6%】
❌ 売上 $1.080-1.085B(1.11B)【YoY+1%】
  ┗ 恒常為替レート $1.097-1.102B【YoY+2%】

✔︎ 通年(FY23)ガイダンス

⭕️ EPS $4.11-4.18(3.66)
❌ 売上 $4.435-4.455B(4.60B)
  ┗ 恒常為替レート $4.458-4.478B

✔︎ CEOコメント

📌当社がシームレスなコミュニケーションと共同作業のプラットフォームを提供し、不安定な時期における生産性と効率性を促進するため、ますます当社に注目が集まるようになり、企業顧客が拡大した
📌12カ月累計売上高が10万ドル以上の顧客数が27%増加、NDRが115%に達した
📌Zoom Oneの導入は引き続き加速し、Zoom Phoneは前年同期比100%以上の伸びを示した
📌マクロ経済情勢が引き続き当社の全体的な成長にマイナスの影響を与えているが、当社は健全なバランスシートと約$1.29Bの営業キャッシュフロー創出力を維持している

✔︎ 損益計算書抜粋・業績推移と見通し

✔︎ KPI(重要業績評価指標)の推移

✔︎ 情報ソース

🔻プレゼンテーション資料

✔︎ 各紙報道・要約

▶️Bloomberg

📌次期(2-4月期)について強気の利益見通しを公表し、 顧客がコロナ禍前の習慣に戻っても同社製ソフトウエアの利用を続けていることが示され、同社がコロナ禍の激しい好不況の局面を経て再び地歩を固めつつあることを示唆するもの
📌新型コロナ禍による行動制限で消費者やオフィス勤務者の間で同社のプラットフォームの需要が高まった20年に株価急上昇も、21年と22年にその上昇分をほとんど消失➡︎この日の株価は発表を受け、一時6%余り上昇
📌同社は成長鈍化と顧客離れへの対応で経費を削減➡︎今月は全従業員の15%に相当する人員削減を明らかにし、大方のハイテク企業より積極的な人員整理に動いている
📌ケリー・ステッケルバーグCFOは「ズームは成長と収益性の間で慎重なバランスの維持に専念している」と表明
📌11-1月期末の企業顧客数は前年同期比12%増と市場予想を下回ったが、過去12カ月の支出が10万ドルを超えた顧客数が27%増の3471と大幅に増えた

▶️Reuters

📌通年の利益見通しはコスト削減策などに支援され、市場予想を上回る
📌職場とリモートを組み合わせたハイブリッド勤務への移行が進む中、ビデオ会議サービスの需要も堅調に推移している
📌24年度の売上高見通しは44.4-44.6億ドルで、アナリスト予想平均の46億ドルを下回ったが、株価は引け後の時間外取引で6%上昇した

✔︎ チャートと時間外株価の動向


✔︎ 注意事項

本記事の作成・投稿にあたりましては、当該企業発表の決算情報等を入念に確認し、正確なものとなるよう努めておりますが、錯誤や誤植などの可能性があることをご留意ください。なお、投資にあたりましては、各々で再度情報を確認されることをお勧めいたします。

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