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アメリカで英語を喋れなくても、レジで以前よりよい対応をされるようになった気がするコツ3つ

2022年の12月でアメリカに来て1年になるが、今も飲食店で注文をするときには必ずと言って良いほど聞き返されたり、何度言っても伝わらなくてメニュー画面を携帯に表示してどうにか注文を通してもらう私である。

こんなちょっとしたことも上手くできないなんて…と落ち込むこともあるが、それ以上に追い打ちをかけてくるのが店員さんの冷たい態度だ。
確かに何度も注文の確認するの面倒だよね、と思うものの自分の前後のお客さんとにこやかに喋ってたりすると、めちゃくちゃ凹む。

そんなわけで、最近は子どもも学校に長く通い始めて少し時間に余裕もできたので改めて英会話をちゃんと頑張ろうとしているのだが、もちろんそんなにすぐには喋れるようにはならない。

そこで、付け焼刃ではないけど、せめて英語の発音や文章力以外の、すぐに改善できて即効性があるものは何か?考えてみた。

レジで注文する間、その前後の時間を含めて常に微笑みを絶やさない

ほんとかよ、って思うかもしれないが、よっぽどの人でもない限り笑顔の人に嫌な気分になる人はいないだろう。これを意識し始めてから、真顔でレジを売ってる人でも発する言葉に若干トゲがなくなった気がしている。

これの大事なことは、レジで注文する瞬間(スーパーとかであればレジでお会計をしてもらう瞬間)だけじゃなくて、自分の前の人が対応してもらってる間から微笑んでおくことだ。その方が白々しさがない気がする。

また、ニコニコではなくて”微笑み”が大事で、自然な笑顔が不審に思われないコツだと思う。

喋るときは大きく・ゆっくりと・目を合わせて

これは聞いたことがある人も多いと思うが、そもそも日本人は喋る声が小さくて聞き返されるという説があるらしい。確かにレジで他の人の注文するところを観察していると、離れたところにいてもその人の話していることがしっかり聞こえることが多い。普段からその音量でのやり取りに慣れていたら私の声ではそりゃあ聞こえないだろう…と感じた次第だ。

また、どうせそんな長く話す話せるわけじゃないし、ネイティブのようにかっこよく早口で話そうとするのではなく、ゆっくりと落ち着いて話すように心がけた。ただ、その時にゆっくり話す分できるだけちゃんとした発音で単語を発するように頑張っている。

結局大事なところさえ聞き取ってもらえればいいわけだから、下手に早口で話して何も分かってもらえないより、一番大事な言葉が相手に届くようにする方がよい。

そして喋るときは目を合わせるのが基本だ。相手の圧に負けてはいけない。目線を下げて自信なさげに喋るより、目をばっちり合わせてしっかり話すだけで、「こいつちゃんとコミュニケーションする気あるな」と思ってもらえている気がする。

「私英語喋れますけど?」のスタンスの堂々とした態度で

私もそうだったが、「ちゃんと通じるかな」と不安になっているとそれが態度にも出て、相手にも「こいつ英語あんま得意じゃないんだろうな」と先入観を持たせてしまい、下に見られることも多い(と思う)。もちろん、それで逆に優しくしてくれる人も多いが、そうでない場合は結構ダメージがでかい。

内心どんなに不安であっても、背筋を伸ばして、「私英語喋れるんで、聞き取れないのはあなたの問題ですけど??」くらいの気持ちで堂々と喋ることが大事だ。

それだけで、あからさまに周りの人と全く違う接客をされることはだいぶ減った。一声発してしまえば、多分発音から「こいつ本当は英語喋れないな」とバレてしまい、その後は最低限の会話しかないということもよくあるが、それはそれで淡々と作業を進めてくれるからよいのだ。

やってみて損はない

全て、何か根拠がある話ではない、ただ私が周りの人を観察したり考えたりしたことなので、全然意味ないよー!ということがあったら申し訳ない…。

だが、これは全て意識するだけでできる簡単なことなので、やってみて損はないと思う。私はこれで前よりも嫌な思いをすることが減った気がする。あと、これを長く続けていると、「自分は少しは英語ができているのでは…?」という思えてくるので、精神衛生上もよい。

レジの接客で嫌な思いをしていたりして、とりあえず何か変えた方が良いのではと考えている人は、ぜひ試してみてほしい。


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