メラビアンの法則

どもどもどーも。

いやおっっっそい!
どんだけ遅いんよ。しっかりやろうや。
でも更新するだけ偉い。いい子だ。

今回は自己効力感と自己肯定感の記事でも少しアピールしましたが、ワタクシの好きな心理学について一部取り上げたいと思います。

タイトルに聞き覚えある方いますかね。
結構有名な法則だから名前知らなくても中身は知ってる、って人も少なくないかと。

人は他者とコミュニケーションする際に①視覚②聴覚③話の内容の3要素から相手の印象を決めるといわれています。その判断に影響する割合を示したのがメラビアンの法則。

視覚55%

聴覚38%

話の内容7%

ほら!ここまで聞いたら知ってんじゃないすか?!
実は人は話の内容なんてそこまで意識していなくて、ほとんどがその人の見た目や仕草によって判断している、というやつです。

・笑顔で怒られてるとき
・しかめっ面で褒められてるとき

どちらの方が相手に好印象を抱くか考えてみるとわかりやすいかも。

やたら「身だしなみに気を使った方がいい。」とか世間で言われているのはこれですね。
結局どんだけいいこと言ってても、発言者の見た目がだらしないと
「この人はだらしない人なんだ」と思わせる要因がでかすぎる、と。

「人を見た目で判断するなよ」とか言う一見正論ぽいことをおっしゃる方も世間では多く見受けられますが、(もちろん過度な偏見を持つ方よりはよっぽど正しいと思う!)人間の脳の判断、心理の働き方がそもそも見た目でほとんど人の印象を決定づけているんだから、そりゃ難しいっすよ~って話です。

なんでこんなに見た目で判断しちゃうんだろうね。
なんでこんなに話の内容で判断できないんだろうね。

ここからは持論の域を超えないので合ってるかは知りませんが、人間が歩んできた進化の歴史が大きく影響すると思っています。
人間は動物の中で最も複雑な思考ができると言われてはいますが、それっていったいいつからなんだと。


ワタクシが以前読んだ本では
「人類の祖先がサルから分岐したのが約600万年前なのに対し、ホモ・サピエンスが抽象的な思考を獲得したのはほんの約20万年前のこと。つまり、人類史のおよそ96.7%の時間において、ヒトは獣のコントロール下にあったわけです。」
という表記がありました。(ヤバい集中力/鈴木祐 中央精版印刷株式会社 より引用)

つまりいくら複雑な思考が可能であるとはいっても、その行動のメカニズムのほとんどは動物クラスであるんじゃないかと。
五感で感じ取った情報でそのまま印象を決定してしまうのは、動物の頃の思考のメカニズムの名残なんじゃないかと。

そんなことを考えていたので今回メラビアンの法則について触れてみました。

この理論によってほとんどの心理効果の背景が説明できると思ってます。
またいろんな効果や法則について触れていきたいですね。

ではさらばだ!
おやすみングマイウェイ。

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