だいすきなひときろく
2ヶ月前私の好きな人は鬱病になった
「落ち着くまで連絡はしないで欲しい」
「SNS辞めるから連絡できない」
でも彼は待ってて欲しい必ず連絡するからと言ってくれた。
私は彼が落ち着くまで待つことにした
私は色々あって人を信じることがあまりできなくなっていた。だから彼は私から離れたいのではないか、嫌いになったのではないか、と
もう連絡はきっとこない。諦めよう。
この2ヶ月ずっと彼を忘れようと必死だった
少し前まで彼に依存していた私はそんな簡単には彼から離れられなかったし忘れるなんて到底できなかった。
ネットで知り合ったけど本気で好きで、彼に会うごとに好きが増して、幸せで、
彼としてきたこと考えるとどうしても会いたくて、
でももう会えないんだな〜なんて悲しくなって泣いて
もしかしたら私が原因で鬱になってしまったんじゃないか、なんて毎日考えて、
いくら考えても答えはでないのに。
私にとって彼は理想そのもので、好きにならない理由がないぐらい理想で。
こんな私が彼と居てもいいのか。なんて考えることはざらにあるし、自己肯定感は死ぬほど低くなるし、いい人すぎて何故か申し訳なくなってくるし笑
でももう本気で忘れよう。
本気でそう思った。彼にとっても私にとってもお互い居ない方が幸せな気がすると思った。
そう思っていたけど先日彼から電話が来た
驚きと不安と、嬉しさがごちゃごちゃのまま電話にでてみた。
心臓の鼓動がきこえてしまうのではないかというぐらいうるさいし、手の震えが止まらなかったのを覚えている
「どうしたの、?」
驚きのあまりこんな言葉しかでなかった
久しぶりに話した時の彼は冷静で今までの私の知らない2ヶ月間のことを事細かに話し出した
もう連絡が来ないと思っていたから嬉しいという感情、鬱が治ってきたという安心感、猫を飼い始めたっていう嬉しそうな声。
2ヶ月前の苦しそうなあの声からこんなに元気そうになって本当に嬉しくて、嬉しくて、涙が止まらなかった
それと共にもう来ないなんて信じてあげられなかった私の惨めさ、他に女の子が居るんじゃないかなんて彼を責めてしまった罪悪感で胸が苦しくて仕方がなかったのも覚えている。
でもなにより元気になったよ!って明るく話してくれて、また明るい声が聞けて、ポジティブな彼に戻って本当によかった。という安心感が9割を占めていた
はやくあいたいよ、ってまた言ってくれて、
未だに信じられなくて、夢なんじゃないかって考えたり笑
今月は私のバイトの休みがないから会えないけど来月は今までの2ヶ月間の寂しさを埋めるために沢山休んで沢山好きを伝えに行こうと思う
待っていてよかった。帰ってきてくれてありがとう
もう信じないなんて言わない
頑張ってくれてありがとう
世界で1番だいすきです
本当におかえり私の好きな人