【N◎VA】メ▲ガキ粉砕機(5月例会レポート)
2023年5月21日に開催された、「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」5月例会で、「トーキョーN◎VA THE AXLERATION(ジ・アクセラレーション)」のルーラー(ゲームマスターのこと。以下RL)をしました。
■成立卓
・ダブルクロス The 3rd Edition
・トーキョーN◎VA THE AXLERATION
■参加人数
・総数 11名
・内新規参加者 1名
■ちょっとだけ宣伝その1
私・Aketaは、YouTubeにチャンネルを作っています。
TRPG初心者向け動画、ゲームマスター向け動画などを配信しています。
「期待値なんてない!-TRPGについて語るチャンネル-」
■ちょっとだけ宣伝その2
Aketaが所属する「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」は、大阪で活動するTRPGサークルです。
月一回、TRPGのフリープレイ例会を開催しています。
新規参加者は常に募集中。TRPG初心者も大歓迎です。
参加方法については下記のページをご覧ください。
■ざーこざーこ(はぁと)
今回は自作シナリオ「君の縄-your rope-」をプレイしました。参加キャラクターは下記のとおり。
▼水無月レオ
イヌ◎●カブトワリ カブトの23歳男性。ブラックハウンド機動捜査課所属。
新米警官であり、頼りない感じ。新米気分が抜け切れていないため、制服も着崩さず、スタンダードな隊員スタイルである。
トラオとは同じマンションに住んでおり、お隣さんである。
▼ネコタトラオ
クグツ◎カゲ●タタラの30歳男性。千早重工査察部後方処理課第三班の工作員。
年齢に対して老けた外見をしており、小柄でくたびれた雰囲気を醸し出している。対人関係を絶つ傾向にあるが、班長・小上紫乃のことは信用している。「殺し」が本業であり、そういう意味では、工作員らしい仕事をしていると言える。
善海のことは「うさんくさい」と思っている。
▼“破壊僧”益荒坊善海(ますらぼう・ぜんかい)
バサラ◎チャクラ●カブトワリの2m超の大男。真教聖母殿退魔局に所属する僧侶(坊主)。
不動明王の形をした機関銃を背負い、梵字を刻んだ対アヤカシ用弾丸を数珠のようにさげている。
ステラのことは「たくましい嬢ちゃんだ」と思っている。
▼“虹色舌(レインボータン)”ステラ・アーヴィング
フェイト◎カブキ●カリスマの13歳の少女。
災厄の街を口先三寸で駆け抜ける、自称“アーヴィング探偵事務所所長代理”。
伯父がやっていた事務所を、伯父不在のどさくさに乗っ取って、クインティアやN.I.K.の人間も煙に巻き営業を認めさせた(そのため、N.I.K.鑑札を持っていない)。なお、伯父は仕事で長期出張中である。
レオのことは「役に立つ人だ」と尊敬(?)している。
今回のシナリオは、「誰かと夢の中で入れかわっているPC1とタイムパラドックスにかんする物語」です。タイトルからわかるとおり、一世を風靡したあの作品がもとになっていますが、シナリオになった時点で原形は残っていません。
◆ ◆ ◆
夢の中で女子高生になっている夢を見るレオ。ただの夢かと思ったら、寝ているあいだに心が入れかわっていたことが判明します。その結果、
RL「阿部という隊員が『俺はノンケには手を出さないつもりだったが、まさかお前が俺のことそんなにおもっていてくれたとは』と言います。なお、あなたのポケットロン(スマホ)には、阿部とのツーショット画像がなぜか残っています」
レオ「逃げます(即答)」
RL「壁ドンや足で妨害します(まわりこまれた状態)」
どうやら夢の中の少女は、阿部さんのような男性がお好みだったようで……。
◆
ステラは探偵事務所を自分のものとしたことで、剣十字修道会のアメリアから、珍妙な依頼を受けます。
RL「『世界の危機です。原因を突きとめてください』」
ステラ「めんどくさいうえにワケわからんのキター」
◆
アストラル(精神世界)の話が続く中、レオはぽかーんとした顔で聞いています。アストラルなんてオカルト、信用できないと言うのですが……
レオ「今気づいたんだけど、経験が『アストラル』だった」
一同「今までの反応は何だったんだー!?」
触れられたくない過去でもあったのでしょうか。
◆
真教のトップ・ミューが何かを知っていると踏んだステラはミューにつめよりますが、とぼけられてしまいます。
ステラ「とぼけるのは自由だ。だけどもう手は貸さないぞ。《真実》!」
何とも理想的な《真実》の打ち方でした。
◆
ある人物の身柄を確保し、本社まで連れてくるよう命令されたトラオ。しかし、確保した直後、謎の集団が現れ、その身柄を要求してきます。
RL「『あらっぽいことはしたくないの。黙ってそいつをこっちにわたして──』」
トラオ「《完全偽装》って何でも隠せるんですよね? じゃあ《完全偽装》」
RL「あう……えー……その集団が車の中をくまなく探すのですが、『どこにもいません!』と言います」
《完全偽装》を打ち破る方法が謎の集団にはなかったため、トラオは無事、任務を果たすことができたのでした。
もし見つけられていたら、クライマックスフェイズでの敵戦力が大幅増だったので、ちょっと残念。
◆
クライマックスフェイズの戦闘で、殺しを得意とするトラオは、〈死点撃ち〉によって防御力14を何度も突破します。
RL「ステラの精神攻撃と、トラオの〈死点撃ち〉で防御神業がごりごり削られるー!」
さらに、攻撃をよけることもできなければ、当てることもできない敵を、ステラはからかいます。
ステラ「ざーこざーこ(はぁと)」
RL「『うるせえ! メ▲ガキ粉砕機につっこむぞオラァン!?』」
なおこれは誤用です。
ただしい「メ▲ガキ粉砕機」とは?
◆
すべての事件を解決したものの、阿部さんのレオへの恋心は変わりません。
レオ「《制裁》でよその部署へ飛ばします」
RL「では、阿部さんはめでたく(?)監察室へ飛ばされました」
なお、この使い方で経験点はもらえませんでした。合掌。
◆ ◆ ◆
このシナリオをまわすのは3回目ですが、隣の卓の方から「阿部さんて単語が聞こえた」と言われました。
阿部さん……というかその手のキャラは、出てくる予定でした。PC1に自分が異常であることと、危機(意味深)が迫っていることを自覚してもらって、動いてもらうために。
まあ、99.9%、私の好みなんですけどね(外道)。
なお、PC1が女性だった場合でも、阿部さん(女性)が出てきます。
ああ! 逃れられない!(カルマ)
「阿部さん」てこんな人。