「ナラティブTRPG」って
最近、「ケダモノオペラ」というTRPGに興味がわき、体験版をプレイする環境を整えています。オンラインセッションですが、参加者がいれば11月中にはGMができそうです。
ところで、「ナラティブTRPG」って何なんでしょうね。
「ケダモノオペラ」に限るなら、「GMがNPCの設定を語ったり描写したりするように、プレイヤーも自由にPCの設定を語ったり描写したりするのがナラティブTRPG」なのかなと思っています。
たとえば、こんなやりとり。
プレイヤーA「僕のPC(プレイヤーキャラクター)はあまり暴力的なことはしたくないキャラなのですが、この黒幕だけは個人的にボコボコにしてやりたいと思っています。なので、ちょっとだけ力を貸してもらえませんか」
プレイヤーB「どうしたらいい?」
プレイヤーA「『こいつさっさと警察に突き出そうぜ』と言ってほしいです。そうしたら、僕のPCは『ちょっと待て』とあいだに入って、『こんなことはしたくないが、お前だけは別だ!』といってぶん殴ります」
GM「PCをちょっと焦らせることで、無理やり殴りにいかせるわけですね。わかりました」
こういうやりとりって、他のシステムでもないわけじゃないと思うのですが、「ケダモノオペラ」をはじめとしたナラティブTRPGっていうのは、こういう遊び方を推し進めたものなのかなと思っています。
「ケダモノオペラ」の「予言」ルールなんかはまさにナラティブを推し進めたものだと思います。プレイヤーが語らないといけない、演出しないといけない状況を無理やり作っている感じです。
そういう意味では、「天羅万象零」の合気チットルールもナラティブといえばナラティブかもしれません。
面白いかどうか……というよりは、私に向いているかどうかは未知数ですが、ひとまず楽しみたいと思います。卓が立てば、ですが……。
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