【N◎VA】もはや元ネタがわからない系シナリオ(10月例会レポート)
2024年10月6日に開催された、「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」10月例会で、「トーキョーN◎VA THE AXLERATION(ジ・アクセラレーション)」のルーラー(ゲームマスターのこと。以下RL)をしました。
■成立卓
・トーキョーN◎VA THE AXLERATION
・ビーストバインド 魔獣の絆R.P.G
・モノトーンミュージアムRPG(改訂版)
・クトゥルフ神話TRPG第6版
・放課後怪奇くらぶ
■参加人数
・総数 23名
・内新規参加者 1名
■ちょっとだけ宣伝その1
私・Aketaは、YouTubeにチャンネルを作っています。
TRPG初心者向け動画、ゲームマスター向け動画などを配信しています。
「期待値なんてない!-TRPGについて語るチャンネル-」
■ちょっとだけ宣伝その2
Aketaが所属する「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」は、大阪で活動するTRPGサークルです。
月一回、TRPGのフリープレイ例会を開催しています。
新規参加者は常に募集中。TRPG初心者も大歓迎です。
参加方法については下記のページをご覧ください。
Xアカウントはページ末尾に掲載しています。
■もはや元ネタがわからない系シナリオ
今回は自作シナリオ「ゾンビシティN◎VA」をプレイしました。参加キャラクターは下記のとおり。
▼氷崎六花(ひさき・りっか)
クグツ◎カゲ●タタラの千早重工査察部後方処理課第三班のクグツ。25歳女性。
戦場帰りであり、高い才能を持った戦士である。高身長で目つきが鋭く、よく「にらまれている」とかんちがいされる。その力量から、班長からも重宝されている。
焔とは仕事の関係。
▼斯波焔(しば・ほむら)
カブト◎バサラ●シキガミの退魔師。27歳男性。
幼いころから闇社会ですごしてきた。「情けは人のためならず」を信条とし、人助けをしないよりした方が世界はよりよくなると信じている。
見た目は穏やかで優しそうな顔をしている。
颯とは仕事の関係。
▼六車颯(むぐるま・はやて)
カゼ◎●ミストレス、ニューロの運び屋。23歳男性。巨大なバンを操る。
10代のころからヴィークルを乗りまわすのが好きで、自由に走りまわることばかりを考えていた。気づいたら運び屋になっていた。
六花のことは、こわいお姉さんと思っている。
今回のシナリオは、一度は死んだもののゾンビとして蘇ったアイドル歌手が、再び活動を再開するものでした。PCは依頼を受け、アイドルのサポートをしていきます。
◆ ◆ ◆
小上班長を通して依頼を受けた六花は、黒猫に案内され、サロン・ドルファンという会員制バーへやってきます。
六花「どうしてこんなところに……」
“女大公”アルドラは、ひとりの少女を紹介します。2年前に死んだと言われていたアイドル・源もみじでした。彼女を千早で再デビューさせてほしいというのが依頼内容でした。
RL「もみじは六花を見て『よ、よろしくお願いします』と頭をさげます。すると首がごろんと落ちます。『あ、あ、私の頭』ともみじは大慌て」
六花「黙って見てます。表情筋が動かないんで」
◆
芸能活動を再開するに際して、源もみじは不安を口にします。
RL「『大丈夫かな……変な目で見られるんじゃないかな』」
焔「自分ができることをすればいいんだよ。それに、待ってくれてるファンだっているんだし」
六花「頑張れ」
◆
颯は神業《脱出》を持っていますが、それだけではもみじを守るには心もとないと思い、焔と連絡をとります。
颯「お願い、手があいてたら手伝って。カブトの力ほしいんだ」
焔「あ、じゃあこの段階で情報共有して、自分の任務ともみじの護衛が無関係ではないことを知っておきたいです」
焔は自分の任務と六花たちの任務を結びつけ、積極的に絡んでいきます。
このあたりの動きは、上手いとしか言いようがありませんでした。
◆
いよいよ敵の工作員が本格的にもみじを狙いはじめます。一行は工作員を退けたのも束の間、今度はウォーカー「タタリクス」が道路を蟹のように疾走しながら迫ってきます。
自前のバンで何とか振りきった颯は、
颯「こんなところでウォーカー出すな!」
と憤るのでした。
まあ当然の反応です。
◆
もみじを守るにはCMEの本社では力不足だと思い、六花は小上紫乃班長に頼んで、もみじを保護してもらいます。
RL「では、颯のバンがエレベーターでどんどん地下へおりていき、隔壁が次々と閉まっていきます」
一行「厳重すぎやしませんか」
イメージは、「新世紀エヴァンゲリオン」のメインシャフト。
◆
何やかやあって敵を退けた一行は、もみじの安全を確実なものとします。
しかし、〈死者の一族〉は年をとりません。もみじはいつまでアイドルでいられるのかという不安に対し、アルドラは「人間社会にいられなくなったら、私たちのもとへ来ればいい。あの子のファンは人間だけじゃない」と教えてくれます。
さらに颯は、もみじにサインをお願いします。仕事中ゆえもらえなかったからです。
◆
今回は初心者2人をまじえたセッションとなりました。特に焔のプレイヤーは2度目のセッションだったのですが、ロールプレイが上手く、動きも巧みであったため、シナリオがすいすいと進行しました。六花のプレイヤーもダイスを振らない、なれないシステムに上手くついてきてくれたと思います。
あと、このシナリオには元ネタが存在するのですが、2018年放送のアニメという、ちょっと古い作品なので、誰も反応しませんでした。反応を期待して作ったものではないので別に構わないのですが、気がつくとだいたい年1回、7回ぐらい遊んでいるシナリオなので、結構手になじんできました。
できることなら、これからもたまに遊びたいところです。
■TRPG circle F.I.N.のXアカウント(旧ツイッター)