【N◎VA】君の縄、再び(12月例会レポート)
2023年12月24日に開催された、「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」12月例会で、「トーキョーN◎VA THE AXLERATION(ジ・アクセラレーション)」のルーラー(ゲームマスターのこと。以下RL)をしました。
■成立卓
・ルーンクエスト'90s(RQ90s)
・トーキョーN◎VA THE AXLERATION
・アリアンロッドRPG2E
・ダブルクロス The3rd Edition
・目と目があったらSANチェック
・エモクロアTRPG
今年最大の6卓!
■参加人数
・総数 26名
・内新規参加者 2名
こちらも今年最大(多分)の参加人数!
■ちょっとだけ宣伝その1
私・Aketaは、YouTubeにチャンネルを作っています。
TRPG初心者向け動画、ゲームマスター向け動画などを配信しています。
「期待値なんてない!-TRPGについて語るチャンネル-」
■ちょっとだけ宣伝その2
Aketaが所属する「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」は、大阪で活動するTRPGサークルです。
月一回、TRPGのフリープレイ例会を開催しています。
新規参加者は常に募集中。TRPG初心者も大歓迎です。
参加方法については下記のページをご覧ください。
■特殊刑事部は変態だらけか!
今回は自作シナリオ「君の縄 -your rope-」をプレイしました。同じシナリオを使うのは、これで4回目です。
参加キャラクターは下記のとおり。
▼雁谷衣(かりや・きぬ)
イヌ◎カブト●カブトワリの28歳男性。ブラックハウンド機動捜査課に所属。
ごく普通の中流家庭で平穏に育ったが、「誰かを守りたい」という気持ちからブラックハウンドという過酷な組織に入隊した。実は過去に鎖国日本が絡む事件に巻きこまれているが、本人はおぼえておらず、N◎VA軍の和泉紗季司令官だけが彼を注視している。
母親は服飾デザイナーで、愛らしい容貌のせいか、幼いころからよく女装をさせられていた。それは今も続き、衣自身も最新コスメのチェックを欠かさない。ブラックハウンドの隊員制服は男女両方を持っているが、隊員も課長も特に気にしていない。たまに「お、誰だあの美人……って雁谷かよ!」と仲間に言われる。
未希のことは「笑顔が見たい。いっしょにカフェに行きたい」と思っている。
▼来島未希(くるしま・みき)
カゲ◎●シキガミ、チャクラの25歳女性。
千早重工後方処理課第三班の工作員で、元ストリートチルドレン。己の腕と式神装備「タチミツルギ」で生き延びてきた。その能力を買われ、千早の工作員となる。
普段から無表情で、感情も薄い。たとえるなら、「暗い顔をしているときのミカサ(『進撃の巨人』)」とのこと。スーツ姿が決まっており、常に臨戦態勢にある実働部隊である。
衣のことは「変な奴」と思っている。
今回のシナリオは「夢の中で誰かと入れかわっていることに気づいた衣が、自分の身に起こった事件を解決する」というものです。
◆ ◆ ◆
最近、なぜか寝不足気味で疲れが顔に出ている衣。ブラックハウンド基地にやってくると、「特殊刑事部全裸特攻部隊、通称『やらない課』」の隊員・阿部に声をかけられます。
RL「阿部は壁ドンして『俺もお前のことが好きだったんだよ! まさか、お前も俺のことを思っていてくれたなんて……嬉しいよ』」
衣「えええええ!? どういうこと!?」
その場はレイ課長によっておさまりましたが、メンタルケアを受けた方がいいとレイは言い、メスメルというメンタルケアができる人物を紹介してくれます。メスメルはなんと、人の心を操るマヤカシでした。
RL「メスメルは言います。『信じられないかもしれないけど……あなた、一日おきに、身体が誰かと入れかわってるね』」
阿部と親しいつきあいをしていたのは、入れかわった誰かであることが判明します。
このままでは自分の身が(色んな意味で)危ないと思った衣は、その「誰か」を突きとめるため行動を開始します。
◆
調査を進めていくうちに、衣が捜している「誰か」と“災厄(ハザード)”が関係していることが判明。衣は未希と組んで情報をさらに集めます。
未希は社長の命令で、社長とは知己の仲である元映画監督の身柄を保護しに行きます。どうやらその人物も“災厄”と関係しているようなのですが……
未希「追手がいないか確認しながら、元監督のいるレッドエリアに足を踏み入れます」
RL「では、こちらは〈隠密〉判定をします。16です。〈知覚〉判定で抵抗してください」
未希「〈知覚〉出ねえ! し、失敗……」
未希たちは謎の集団の襲撃を受け、元映画監督は射殺されそうになります。が、間一髪、衣が狙撃に気づき元映画監督の救出に成功します。
◆
衣と入れかわっている誰かが、アストラル体(魂のようなもの)でとらえられていると知った一行は、助けに行こうと敵の基地へ踏みこみます。
RL「そこまでどうやって行きます? ロボタク? それともパトカー?」
未希「タイムボカンの三人乗りの自転車で……」
衣「シリアスがどっか行ったー!」
◆ ◆ ◆
今回はプレイヤーが2人という最低人数でしたが、そのぶんねっとりロールプレイができたので大満足でした。プレイヤーが設定を結構作りこんでくれたので、ひとつふたつ拾ってセッションに生かせたのはよかったと思います。
忘年会で「ブラックハウンド特殊刑事部が出た」という話をしたとき、「新たな決闘刑事(デュエルデカ)が出た!?」と訊かれましたが、そんなのはひとりでいいです。
……セッションするごとに増えるんだろうなあ……ブラックハウンド特殊刑事部。
ちなみに決闘刑事はこちら。