【N◎VA】通常攻撃vs神業

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　TRPG初心者、もしくはトーキョーN◎VA初心者の方と卓を囲むことが割と多いのですが、戦闘になったとき、「通常攻撃」を「神業」で防がれてがっかりする方がたまにいます。この文章を読んでいる方の中にもいるかもしれません。

　がっかりする必要はありません。
　「トーキョーN◎VA」というシステムの戦闘は、「『通常攻撃』で敵の『神業』を使わせ、最後にこちらの『神業』を叩きこんで勝利する」という形が定石だからです。

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　「トーキョーN◎VA」のことをあまり知らない方に解説すると、プレイヤーキャラクターや敵キャラクターは「神業」と呼ばれる物凄く強い力を持っています。
　もっともわかりやすい効果は、「相手を一撃で倒す神業（以下、即死神業）」と「相手の神業を防ぐ神業（以下、防御神業）」です。
　「神業」は「神業」でしか防ぐことができないため、プレイヤーキャラクターの「神業」がなくなった時点で敗北が確定します。

　たとえば、敵が3つの「防御神業」を持っていたとします。
　プレイヤーキャラクターが「即死神業」を持っているからといって、いきなり使うのはよくありません。
　「通常攻撃」で、敵の「防御神業」を3つとも使わせれば、こちらの「即死神業」が通りやすくなります。ゆえに、「通常攻撃が神業で防がれた」という状況は、がっかりすることではなく、むしろちゃんと仕事をしたと言えるでしょう。

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　「はじめから即死神業を使って、相手の防御神業を減らした方がいいのでは？」と思われたかもしれません。
　それも有効なときがありますが、実は「トーキョーN◎VA」は、神業を「上手く使う」ことで、経験点を得ることができます。そして、「即死神業」の「上手く使った」条件は「相手にダメージを与えた」となっていることがほとんどです。
　つまり、「『防御神業』で『即死神業』を防がれたら、経験点がもらえなくなる」のです。
　そのため、「『通常攻撃』で敵の『防御神業』を使わせる」ことが、「トーキョーN◎VA」の定石となっているのです。

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　TRPG初心者、トーキョーN◎VA初心者の方には、ここまで書いてきたことはわかりませんので、まわりのプレイヤーは「いや、よくやってくれた」「神業を使わせることに意味があるから」としっかり伝えてあげてください。
　それだけで、プレイヤーの満足度は段違いです。