関西SDGsユースアイデアコンテストを終えて
本日、去年から取り組んできた関西SDGsユースアイデアコンテストが終了しました!!
結果は、、、
オーディエンス賞でした!おめでとう自分達! そして、逃してしまったグランプリ、、悔しいです。
今年の1月頃に285チームの中から決勝出場の権利を頂き、それから本格的にプレゼン作りやアイデアの練り直しなどを積み重ねてきました。今は、そんな思い出の詰まった大会がついに終わってしまったという寂しさがあります。
私たちのアイデア「SDGsLink」
では私たちのアイデアの内容は何だったの? ということで、ここからはGENIEが決勝に提出した「SDGsLink」の内容を説明します。
まず、このアイデアの目的は「SDGsをジブンゴトに」つまり、「学生をSDGs貢献にLinkさせる仕組み」のことです。
ですが、私たちや周りの学生はSDGsアクションを起こしたくても資金がなく、小さな行動しかできません。そこで、行動を起こしたい学生を支援できるようになる投資のような形を取り、資金アップ!行動力アップ!からのBIGなインパクトのある社会貢献までの流れ作りをしようと思いました。これがSDGsLinkです。
資金を集めるためには、時間による変動価格であるダイナミックプライシングを利用します。
変動価格を決めるため、実際に立命館学園の生協の方からデータを算出してもらい、昼休みと放課後に来客数が大幅に増えていると分かりました。
そのため、繁忙期である昼休みと放課後に商品を販売価格から5%増しで販売し、ラッシュ時間外は販売価格から5%引き、そして消費期限間近の商品は10%引きで販売します。
ここで集まった利益をSDGsアクションを起こしたい学生に大会を作り、優勝者のアイデアをサポートするなどの支援金とします。
よって、最初はダイナミックプライシングで無意識に学生をSDGsLinkにリンクさせ、最終的には学生にSDGsへの関心を高められるのです。
以上、これが私たちのアイデアでした!!
自分たちのアイデアに一言
実現可能性が高い!!!これは1番の強みです。また、最初は無意識に生徒をSDGsに関連させることが可能な方法ですが、最終的には意識を高められるアイデアなので、「必ず実現したい」と思っています。でも、「実現しよう」と言いながら、行動に全く移せていません。
このアイデアを実現するためには、まず、ダイナミックプライシングによって、本当に利益が生まれるのか、や人数がどれほど繁忙期から閑散期に移動するのか等の実験が必要です。そして、メンバー集めも。
なので、実際に行動を起こすため、私はこの大会を主催された方々のSDGsユース・アクションカイギに参加してきました!
SDGsユース・アクションカイギ
これは大会に参加した高校生を対象に、行動を起こすためにはどうするのかを話し合うものです。また、同年代でアクションを起こされた方から刺激をもらい、SDGsの考えを深める会議となっています。オンライン上で2時間ほど行われました。
まずは、同年代の2人のお話から。
1人目は、中学生社会企業家としてSustainable Gameを設立し、SDGsを新たな視点で捉え、活動されている高校1年生の方。
2人目は地域の活性化のために、大人の方からの支えを受け、地域の子供達に対する沢山のイベントを開催されている方でした。
2人ともの話題で共通していたことがあります。 それは、「仲間がいるということは本当に素晴らしいこと」です。どちらも最初は1人で活動されていて、周りのサポートがないとここまで来れなかったと言っていました。
なので、GENIEという高めあえる仲間がいることに改めて感謝。
2人のお話を聞いたあとは、10分程度ですが、他の高校生達と各自の提出したアイデアを話し合い、問題点を考えました。
その問題点は、メンバーはどう集めるのか、ということでした。
実際に私の周りの友達も、挑戦したいと思いながらも躊躇ってしまう人や、SDGsに対するアクションに抵抗がある人がいます。
意欲的な人だけでなく、そのように前に一歩踏み出せない生徒をどのように巻き込んでいくのかが課題だと思いました。
なので、最初から中高生にSDGsという世界規模の課題ではなく、中高生が取り組むのに抵抗がないSDGsのような中高生向けの課題を提示すべきではないかと思いました。
その場で思いついた1つの案なので、良いとは言えないし、全く中身が無いですが、少し違った方向からSDGsに向き合えた気がしています。
ということで!
関西SDGsユースアイデアコンテストを通しての想いとSDGsユース・アクションカイギでの学びでした。
今回、他にも夏休み中に色々なイベントやオンラインでの大会に参加して考えさせられた事や、心に残った言葉などが沢山ありました。
なので、また機会があればそのような学びも投稿できたらと思っています!
ここまで長文を読んでいただきありがとうございました。では、また次の投稿で〜!
廣田七海