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Gothenburg Second Magic Night
ブルース・スプリングスティーンについては近年、数多くのライブ音源がオフィシャルリリースされて、
ブートを必死に聴き漁っていた頃を考えると未だ信じられないような未来がやって来た感覚です。
そんな中で、この先も聴き続けるブートというのは限られてくるのかもしれませんが
オフィシャル・リリースが充実さしたことで“このツアーのあの日の公演も最高なんだよなぁ…”って、そんな欲求に駆られてブートを聴くのも悪くないものです。
そのトップバッターとさえ言えるのがBruce Springsteen & The E Street Band 2008年の“Magic Tour”よりヨーテボリ公演2日目。
オープニングの『Night』、さらに畳み掛ける“『No Surrender』で早くも即死ですし
前半にいきなり顔を出す『Backstreets』
そのほか『Roulette』『Janey Don't You Lose Heart』といったレア曲も満載。
そして気がつけば、ツアーレギュラーの『Radio Nowhere』をすっ飛ばすという破天荒ぶり。
本人はすでに“Magic Tour”ということを忘れてるんじゃないでしょうか。笑
しかしながら、そんなゴージャスなセトリ全てを前座扱いにするような、27年ぶりに演奏された“Drive All Night”のラスボス感。
ブルースは2005年のDevils & Dust Tourで突如この曲を取り上げましたが、今回は正真正銘E Street Bandによるガチ演奏です。
この『Drive All Night』の登場は、自分がリアルタイムで追いかけてきたブルース・スプリングスティーンの、未だ最も大きなエポックです。
この年のスウェーデン公演こそ
“ねぇ、スウェーデンて何なん?ボスはスウェーデンになんか借りでもあんの?”
と、自分が最初にスウェーデン依怙贔屓を痛感したショウでした。
ラストの“Twist & Shout”まで空前のサプライズ・セット・リスト。
こんな驚愕の公演を記録してくれているbootlegはやはりやめられません。
ジャケも最高🔥