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10年以上知らなかった脳腫瘍との出会い、そして感謝

脳腫瘍の発見と驚き

「10年以上前から脳に腫瘍があったはずです。」

医師からこの言葉を聞いたとき、正直なところ驚きました。
まさか、自分の体の中にそんなものが存在していたなんて、全く想像もしていませんでした。
日常生活の中で大きな異変を感じることもなく、病院に行こうと思うきっかけもありませんでした。

しかし、ある時点で症状が出始め、検査を受けた結果、脳腫瘍が見つかりました。これまで自分の体の中で何が起こっていたのか、知る由もなかったという事実は、驚きと同時に、なんとも言えない気持ちをもたらしました。

手術への恐怖を感じなかった理由

通常、手術と聞くと恐怖や不安が襲ってくるものです。
しかし、不思議なことに、私はその時、手術の恐怖を何も感じませんでした。
もしかしたら、事態の深刻さを完全に理解していなかったからかもしれません。
けれど、結果的には、無知であったことが逆に私にとって良かったのかもしれないと感じています。

もしもっと早い段階で病気を発見していたら、より軽い手術で済んだかもしれません。
しかし、早く知ることで、その間ずっと病気のことを考え、不安に苛まれていたかもしれない。
そう考えると、わからないまま進んだ今回の方が、私にとっては良い結果をもたらしたのかもしれません。

過去を振り返り、今感じること

もちろん、時には「もし早く病院に行っていたら…」という、たらればの後悔の気持ちが湧いてくることもあります。
しかし、過去に戻ることはできません。
だからこそ、今この瞬間に感謝し、前を向いて生きることの大切さを感じています。
手術が無事に終わり、現在ここにいることは奇跡のように思えます。

病気を経験したことで、自分の体や命の大切さ、そして毎日を感謝して過ごすことの重要性を改めて認識することができました。
すべてが思い通りになるわけではないけれど、そこには必ず意味があると感じています。

感謝と前向きなメッセージ

私にとって、この経験は人生の大きな転換点となりました。
これからも、自分の体の声を聞きながら、日々を大切に過ごしていこうと思っています。
病気や手術の経験は決して楽なものではありませんが、それでも私はこの経験に感謝しています。

取ったから終わりではなく、まだまだ苦難がつきまといますが、日々の頑張りは報われると信じてます。

私と同じように、病気や不安を抱える方がいれば、どうかひとりで抱え込まず、周りの人や専門家に頼ることを忘れないでください。
そして、どんな状況でも必ず希望はあることを信じてください。


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