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結婚すると思ってた彼氏と別れた話

今回は人生で一番辛かった失恋の経験について
書きたいと思ってます!

わたしの同級生の彼氏は大学四回生のとき、
東京に長期インターンに行ってました。

つまり関西を中心に就活してるわたしとは

遠距離恋愛。

もうすでに破局の匂いがします。

毎日いきいきと働く彼と、
大学の授業も大体取り終えて
就活も落ち着いたわたし。

忙しい彼と暇なわたし。

連絡の頻度も合わなくなっていきます。

2人の間に不穏な空気が流れるのも、納得。
うまくいかないな〜と思いつつも、
彼と熱海に旅行へ行こうという話になりました。

わたしはここに泊まりたい!と宿を見つけて
提案しました。
すると気を利かせた彼が取っとくよ!
と言ってくれました。
なんとまあ優しい!
そう言ってくれるなら、とお任せしました。

しかし、その当時めんどくさがりで
仕事が中心に回ってる彼が
わたしとの旅行の予約を
優先してやってくれるわけもなく
予約しないまま一週間が経ちました。
そうすると、どうなるか。
簡単なことです。

そう、満室になりました。

わたしは怒りました。
できないならできないと言ってくれたら
わたしが取ったのに。
なぜ後回しにするのか、なぜ満室になることが予測できないのか。

この時点でもう旅行へのモチベーション、

死んでます。

そんな状態で、旅行一週間前も
行く行かないで喧嘩しました。
だってモチベーション死んでるから。

なんとか彼に宥められて、
旅行当日は熱海に現地集合。

1日目の昼はそれなりに楽しく過ごしました。
問題はその日の夜から。

わたしは彼に、かねてから
タバコは吸わないで欲しいと訴えてました。
彼も吸ってないよ、やめたよ
と言っていました。
しかしその夜見てしまったのです。
テラスでタバコを吸う彼を。

はいもう最悪。

旅行を楽しむ心は死にました。

は?約束破ってたんかよ。
もうやってられないな

次の日はもうお通夜。
何にも楽しくない。

お昼を有名な海鮮丼屋さんに行くとのことで
並んでましたが、
わたしの頭の中では

宿を取ってくれてなかったこと
タバコを吸っていたこと
日々の鬱憤(主に連絡頻度)

の不満がぐるぐる、ぐるぐる。

突然、涙腺が崩壊しました。
限界が来てました。

気がついたら

もう帰る、楽しくない。

と言ってしまってました。

最初はなだめてくれていた彼も
あまりに泣いて、帰るというわたしに
愛想を尽かしました。

そこから、熱海駅前で
別れ話をしました。

女の人の怒りは貯蓄型、
男の人の怒りはリセット型
とはよく言いますが、まさにそう。

そして、別れ話を熱海でして

お互い別の新幹線に乗り帰りました。

ちなみにわたしは大阪まで戻りたかったのに
熱海から離れたい一心で
飛び乗った新幹線が名古屋行きでした。
乗り換えしました。めんどくさかった。

このときの失恋めちゃくちゃ
きいてます。
この彼とは数ヶ月後、復縁して
今も付き合ってますが
今思い出しても泣けます。
この思い出さえあれば、女優になれます。
いつでも泣けます。
現に今も思い出して泣いてます。

これがわたしの中で一番辛い失恋。
そして、熱海で別れるというのが
斬新すぎて、悲しさと面白さが
複雑に入り組んだ思い出です。

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