見出し画像

「楽しさ」と「辛さ」は表裏

「仕事は楽しいですか?」と聞かれたて、皆さんは「はい!」と素直に答えることができますか?
もちろんやりがいはあるし、楽しいのですが、その前に「しんどさ」や「苦しさ」が必ずついてきますのでなかなか素直に「楽しい」と言いにくいものがあります。

営業活動でも、受注が取れている時はむちゃくちゃ嬉しいし、楽しい時。しかし、そこまでにはいろんな壁があります。断れたり、怒られたり、提案が通らなかったり、何度も何度も足を運んでうまくいかないこともあるはずで、そんな時期はなかなか「楽しい」と感じられません。それでも、そこを乗り越えて、やってくる「受注」瞬間」や「お客様からの感謝の言葉」。その時の感動は最高です。この感動を一度知ってしまうと、仕事は面白くなります。どんな仕事も一緒だと思いますが、真の喜び・楽しさは「苦」(辛さ・しんどさ)とセットでやってくるもので、私は「楽しい」という言葉だけでは表現しきません。

その「苦」の時期に、「仕事は嫌ですか?」と聞かれた時はどうでしょうか?こちらも素直に「嫌です、辛いです」とも言えません。足を棒にして走り回っていたり、何とかしようとのたうち回っている時は、確かに苦しさを感じますが、こうしてみよう、あれにチャレンジしてみようと脳みそが全力で回り、自分のすべてを出し切っている時は、ある種の面白さを感じていて、決して嫌ではありません。やはり、ここでも「苦」と「楽しさ」は同居しています。

人類誕生以来、「もっと楽にならないものか?」と誰もが考えてきたと思います。こんなに、めんどくさいことをやらずに、もっと簡単に結果が得られるようになれば、毎日が「楽しい」の連続になるはずなのにと。
苦労しなければ成功しないなんて、確かにめんどくさいですね。でも、苦労の時期は、確かに辛いのですが、その時に頑張ってのたうち回っていると、思わず人の思いやりや優しさに触れることができたり、心を支えてくれる友達の有難さに気づくことができたり、この時期でなければできない体験ができます。
こうやって、自分の人生が重ねられ人生に厚みができているのだと思うと、このめんどくさい仕事のサイクルも、なかなかいいものではないかなと思います。

 
==================================================
おススメのDVD教材 「DOIT!シリーズ 西精工(前後編)」
==================================================

理想の会社づくりに挑戦する「西精工」(徳島)

 「月曜日の朝、ワクワクして気持ちでみんなが会社に来る会社を目指そう!」
これは、西精工の西社長の目標です。想像してみてください。どのような会社なら、月曜日にワクワクしてきますか?
人のために役立つ、いい仕事ができる職場である。そこで自分も何かに貢献できて、成長できると思える。上司も仲間も尊敬でき、刺激を与えてくれる。自分の意見が素直に言えて、新しいことに挑戦できる。そんな理想の職場を作ろうと、努力されてきたのが西精工の皆さんです。

西精工は工業用のネジを創る会社です。どこにでもあるような工場ですが、隅々まで清掃が行き届き、床にはゴミひとつ落ちていません。社員はそれぞれの持ち場で「いい製品を作ろう」と燃えて働き、週末にはみんなでマラソンをしたり、遊びに行ったり、まるで家族のように仲良く過ごします。障がい者も一緒に働けるように、みんなでラインの改善を検討したり、誰かが病気だといえば、みんなで助け合っています。
西社長の理想は、だんだんと現実に近づいてきました。

今、「働きがい」や「エンゲージメント」という言葉が流行し、各社がそれに挑戦しておられますが、西精工はそんな調査でも、高い数値が出ているそうです。しかし、どうすれば、そんな会社が実現できたのでしょうか?この2巻組のDVDでは、西精工さんの歴史、理念、改革のプロセス、人材育成や職場の社風、を、たくさんの人のインタビューと丹念な取材でご紹介しています。

西精工さんのお話をすると「そんなのは理想だ」と言われる方もおられます。確かに理想かもしれませんが、西精工さんい出会うと、努力をすれば実現できるという気持ちも生まれます。社員が月曜日にワクワクして会社に行く理由と、そこへ行くための大切なステップ。きっとどの会社にも参考になると思います。

DOIT!シリーズ 「西精工」編 ~人生が輝く会社をつくりたい!~
https://www.doit-fun.jp/shopping/products/detail.php?product_id=104

いいなと思ったら応援しよう!