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仕事を面白くする自分の法則(2)

 前回は、仕事を面白くするには、仕事の受け方が大事だと書いてきました。「この仕事を自分がやる理由」を自分の中にはっきりさせてから取り組む。「自分も納得したから、やる」と自分で決めることを自分は大事にしてきたと書きました。
 私自身も、サラリーマン時代には納得できない仕事、やりたくなかった仕事をたくさんやってきましたが、今思い返せば、すべてが自分の経験になっています。新しい自分を発見する機会にもなりましたから、「嫌だけとやる」というは大事なことかもしれません。

 さて、仕事を自分が納得して受ける。そこから、仕事に取り掛かる訳ですが、ここからは工夫次第で仕事は面白くできます。まず、上司がいう「仕事のやり方」を聞いておきますが、ここでも、その通りやるか、自分なりにやるかは、自分で決めます。本当に上司のいうやり方がいいのか。もっと工夫改善の余地はないか。ここが創造性が発揮の第2地点。新しいやり方にトライするのもよし、言われたやり方に改善を加えるものよし。自分の創造性と活動性を最大限発揮させていきます。

 「でも、やり方は勝手に変えられないんです」という声が聞こえてきそうです。しかし、どんなに行動を管理する上司でも、「自分らしい創造性」への抜け道はあるはず。10%、5%、いや1%だけでも「自分らしさ」を入れていくことにこだわってみる。そして、最後に上司に報告する。自分らしさの足跡を残した仕事の結果を見せて、「これがロボットじゃない人間の仕事だ」と(もちろん無言ですが)心の中で言っていました。

 主体性、そして創造性と活動性。人間としての大事な「力」を発揮することを諦めなければ、仕事を面白くすることはできます。たとえ「やりたくない仕事」であっても自分で「やる」と決め、「やりたいように」やってみる。

 仕事にはもともと「これは面白い仕事」とか「これは面白くない仕事」というように、色はついていないはず。「面白い」という色にするか、「面白くない色」にするかは、その人次第だと思います。

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