「死ぬこと」について思ったこと
彼女を亡くしてから 「死」についてよく考えるようになった気がします。
死んだら人はどうなるのか?とか
死んだ人に会う方法はあるのか?とか
死んだ人を生き返らせる方法はあるのか?とか
どうやったら苦しまずに死ねるか?とか
そんなことを考えたり、そういった本を読み漁ったりしていました。
彼女が亡くなってから 本気で死にたいと何年も思っていたけど、結局 死ねずにここまで生きていきました。
死ねなかった理由を改めて考えてみると…
・残された人の悲しみがよく分かっていたから
・後追い自殺をしても 彼女を悲しませることになるから
・単純に死ぬ勇気がなかったから
・死んだとしても 亡くなった彼女に会える保証がなかったから
・彼女が死ぬ前に残していた手紙があったから
この中で 最も死ぬことを踏みとどまらせたのは 「彼女が残してくれていた手紙」の存在が大きかった気がします。
彼女は自分が死ぬことを悟っていたのかは分かりませんが、家族と親友と私に手紙を残していました。
その手紙があったから 今 生きていると言っても過言ではないと思っています。
以前 読んだ本に、「人間は誰しも 自分の寿命が分かっていて、それに気がついていないだけ」みたいなことが書いてありました。
もしかしたら、彼女は自分の死ぬ日が分かっていたのかもしれません。
だから彼女は手紙を残していたのかもしれない?
そんなことを急に考えてしまったので ここに記しておきます。