夏のメイク崩れ撃退!美容部員がおすすめする予防方法&アイテム3選
せっかくキレイにメイクしたのに、気がつけば崩れていて気分までボロボロに。夏といえば、メイク崩れが私たちを悩ませます。
まずは原因に着目し、「なるべくメイク仕立ての状態をキープしていたい!」という願いを叶えるための予防の仕方と、おすすめアイテムをご紹介します。
美容部員であり、夏の推し活でメイクを崩させたくない私が、試行錯誤を重ねてたどり着いた方法をまとめました。
メイク崩れを気にせず、全力で楽しめる夏を過ごしましょう!
〈原因〉夏のメイク崩れが起きるのはなぜ?気になる4つのポイント
どうして夏はメイク崩れがより気になるのか?まずは、その疑問を解消!原因が分かると、予防方法も納得しながら効率よく行えるはずです。
①汗や皮脂の過剰分泌
夏は気温も体温も上がりますよね。人の身体は、汗腺や皮脂腺の動きを活発化させて体温調節を行っています。
こうして過剰分泌された汗や皮脂がメイクと混ざり合うことで、メイク崩れに繋がります。テカリが気になることも。
②エアコンなどによる乾燥
保湿をすればいいのは冬だけではありません。エアコンや紫外線、不十分なスキンケアなど、夏もお肌を乾燥させる大敵が。水分不足で粉を吹いたような状態になったり、うるおいを補おうとした肌が皮脂を過剰分泌させ、メイク崩れの原因となってしまうのです。
④スキンケアが馴じんでいない状態でベースメイク
しっかりスキンケアができても、肌に馴じむ前にベースメイクをやってしまうと水の泡に。化粧水や乳液が下地やファンデーションと混ざってしまうと、密着せずに崩れやすくなってしまいます。
⑤厚塗りのファンデーション
崩れてもいいように多めに塗っておきたい!その気持ちもわかります。しかし、厚塗りされたファンデーションは皮脂によって崩れやすかったり、肌との密着不足で浮いてしまう原因となるのです。
〈スキンケアで予防〉メイク崩れのしにくいお肌は、土台づくりが大切。
メイク崩れの原因が分かったら、予防するための方法をご紹介していきます!まずはスキンケアから。
①収れん化粧水を使う
先述したように、メイク崩れの原因の一つは過剰な皮脂分泌。そこで使いたいのが、収れん化粧水です。
皮脂の過剰分泌を抑えてくれるだけなく、ひんやりとした清涼感&毛穴が引き締まってメイクのりもアップするという優れもの!
うるおいのムラはメイクのムラにも繋がるので、コットンを使うのがおすすめです。
②保湿はしっかり、スキンケアの仕上げは乳液やクリームまで行う
夏はベタつくから、油分の入ったアイテムはあんまり…という方も多いのではないでしょうか?その状態では、せっかく与えた水分はすぐに蒸発してしまいます。
水分を守ることと、油分不足による乾燥を防ぐためにも、スキンケアの仕上げには油分で蓋をしてあげましょう。
③スキンケア後は時間を置いてメイクorティッシュを活用する
スキンケア直後のお肌は、まだ化粧水や乳液が肌に馴じんでいない状態。10分ほど時間を置いて、浸透するのを待ちましょう!その間に他の準備を進めて、時間の有効活用を。
忙しくて時間がないという方は、ティッシュの活用もおすすめ。ティッシュで肌表面のベタつきを軽くオフしましょう。
〈ベースメイクで予防〉キレイなお肌をキープするためのテクニックを取り入れて。
スキンケアで土台ができたら、次はベースメイクです。
①毛穴崩れ防止下地を使う
まずは、下地で肌を整えましょう。そこで使いたいのが、皮脂の吸着と毛穴の凹凸補正をしてくれる毛穴崩れ防止下地です。
ポイントは薄づきを意識すること。適量を手の甲にとり、指で薄く伸ばしましょう。崩れやすいTゾーンは特に丁寧に。
②リキッドファンデーション&スポンジを使う
肌との密着力があり、水分と油分のバランスがいいリキッドファンデーションを使いましょう!
濡れスポンジとのあわせ使いをすることで、密着力アップとムラのない均一な肌を叶えてくれます。また、余分なファンデーションを吸収し、厚塗りを防いでくれるのもいいですね。
③フェイスパウダーを使う
フェイスパウダーを使うことで、ファンデーションの油分や過剰な皮脂と汗を吸収し、サラサラで夏のメイク崩れしにくい肌に!
パフが付属しているアイテムも多いですが、ブラシでふんわりと肌にのせるのがおすすめ。ここでも厚塗りは注意です。
④仕上げにキープミストを使う
ベースメイクの仕上げは、キープミストを使ってメイクの密着力を高めましょう。保湿効果で、皮脂の過剰分泌も抑えられます。
顔から15cmほど離して、まんべんなく吹きかけて乾くのを待ちます。これで、メイクのキープ力は格上げされます!
〈簡単対処〉それでも気になるメイク崩れは、ポイントをおさえてサッとお直し完了。
予防完了!とはいえ、夏は想定外のメイク崩れが起こってしまうかもしれません。そんな時の簡単な対処法もご紹介しますね。
①ミスト化粧水をかける
崩れた部分にそのまま上から化粧を重ねると、余計崩れてしまいます。まずは、ミスト化粧水をかけてベースメイクを軽く浮かせてあげましょう。
②ティッシュオフをする
浮いたベースメイクと余分な皮脂や汗などの汚れを、ティッシュオフで吸い取ります。
擦ってしまうと、ベースメイクが余計に崩れたり肌がダメージを受けてしまいます。肌にティッシュをのせて、優しく剥がしましょう。
③コンシーラーを使ってカバーする
コンシーラーはカバー力が高く、部分的なメイク直しにおすすめです。
先述したファンデーションの塗り方と同じように、濡れスポンジを使って薄く伸ばして馴じませましょう。薄づきでメイク崩れのしにくい仕上がりになります。
④パウダーとミストを使う
仕上げは、ベースメイクと同じようにフェイスパウダーとミストを使います。
外出時はパフしか持っていないという方もいるかもしれません。パフを使うときは、パウダーをとった後にパフを揉み込むことで、付け過ぎ防止になります。
そのあとは、ベースメイクの時と同じようにミストをかけて完成です!
今年の夏は持っていたい!メイク崩れ防止のおすすめアイテム【3選】
「メイク崩れの予防や対策は分かったけれど、実際何を使えばいいの?」と迷う方へ。ここからは、おすすめアイテムをご紹介していきます。
①〈収れん化粧水〉ELIXIL フレッシュアップ トーニング 170mL 3,300円(税込)
夏にゆるみがちになる毛穴をきゅっと引き締めてくれる化粧水。清涼感はもちろん、うるおいとみずみずしさもしっかりと与えてくれるアイテム。ドラッグストアでも購入できます。
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②マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース NEO ラベンダー 25mL 2,970円(税込)
テカリやかさつきを防ぎ、毛穴補正もしてくれる皮脂崩れ防止下地。SPF50+ PA++++とUV効果も高いので、夏のメイク崩れ防止にぴったりのアイテムです。
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③コーセー コスメニエンス メイクキープパウダー 5g 1,320円(税込)
高いウォータープルーフと皮脂プルーフ効果を兼ね備えた、さらさら肌の叶うフェイスパウダー。大きさもコンパクトで持ち運びやすいので、メイク直しにも使いやすいです。
詳細はこちら:https://amzn.asia/d/054Q3Q9j
メイク崩れ知らずのお肌で、今年の夏を楽しんで。
スキンケアやベースメイクの選び方や使い方のコツを抑えておくだけで、私たちを悩ませてきた夏のメイク崩れは防止することができます。
丁寧なスキンケアやベースメイクの工夫が、キレイなメイクをキープするための要。普段しているメイクに比べると少し時間がかかってしまうかもしれません。
ですが、最初のうちに少し工夫をしておくだけでも、メイク直しの回数や「メイク崩れが気になる」とモヤモヤした気持ちで過ごす時間を減らすことができるのです!
コロナ禍も去り、マスクなしの日常に戻ってきている今日この頃。ひさしぶりにフェスや海、花火大会など、夏ならではのイベントやお出かけを計画している人も多いのではないでしょうか?
今年の夏は、今回お伝えした保湿・毛穴の引き締め・密着・薄づきを中心に、メイク崩れ防止の方法を実践してみてくださいね。
きっと、メイク崩れの気にならない1日中可愛い私で、全力で楽しめる夏を過ごせるはずです!
引用
KOSE「気が付くといつも崩れる…メイク崩れの原因と予防策とお直しのコツを解説」
proactive「【医師監修】夏に皮脂が増える過剰皮脂、ニキビや肌荒れを防ぐ対策とは」
VINTORTE BEAUTY JOURNAL「くずれないメイクはスキンケア前から―冷やしスポンジと毛穴の方向を押さえれば「くずれ知らず美人」に! ミネラルファンデーションのVINTORTE(ヴァントルテ)」2017年7月26日発行
VoCE「ヨレない!モチが劇的UP!【フェイスパウダー】の正しい使い方/神フェイスパウダー前編」2021年12月3日発行