悪い出来事に4個も良いところ考えてあげた
今朝、マグカップが割れた。
思いきり落としてしまったわけではなく、洗っていたら少し手を滑らせてしまった、その程度のことで割れるとは。
お気に入りのティファニーのマグカップで、7年以上愛用していた1番お気に入り。
特別なときに、というより普段使いで頻繁に使っていたため、こんなあっさり割れてしまうのかとどこか冷静な私。
それでも確実にショックを受けていた。
朝からついていないと、今までの私であれば1日モヤモヤした気持ちで過ごしていたことだろう。
ただ、最近の私は考え方を変えることで物事の見え方が変わることを実感したばかり。
今回は意識して実践してみた。
①立派に一人暮らしができていると認められた
割れたマグカップは、私が一人暮らしを始めるタイミングで親から貰ったもの。
あれから7年、一人暮らしはずっと続けている。
なにもかも大雑把で家事もうまくできず、正直理想の一人暮らしが出来ているとは言えない。7年も経つのに。
そんなタイミングで、一人暮らしデビューからずっと一緒に過ごしてきたマグカップが割れるということ。
寂しいけれど「もう立派に一人暮らしできてるよ」と、一人暮らしに満足出来ない私からの卒業をさせてくれたのかもしれない。
②モノを減らせた
シンプルに。
定期的に断捨離ブームがきたり、シンプリストに憧れている私。
よく言われる“ひとつ増やしたらひとつ減らそう”というのを、私は頭にいれながらもなかなか実行できていない。
先日、スタバのマグカップをいただいたタイミングで「どれか減らさないとな」と思いながら放置しいていた。
それを今回割れたマグカップはみかねて、自ら犠牲になってくれたのかもしれない。
③他の悪い出来事から守ってくれたかも
これは完全に迷信。
もしかしたら、もっと悪い出来事や不運の身代わりなっていたのかもしれない。
長く一緒にいたからこそ、そんなことを思いたくなる。
④怪我がなくてよかった
以前お皿を割ってしまったことが何度かある。
そのときは、破片を踏んだり片付けるときに手を切ってしまったりした。
今回は無傷。
割れた悲しみで胸は少し痛むが、身への痛みはなく、これは良いことだといえよう。
以上4つ。
どう考えても悪い出来事でしかないのに、無理やりすぎるかなと、最初は少し恥じらいもあった。
1日の始まりに起こった悪い出来事に良い所を考えることで、もたらされるもの。
1つ目は、その先をモヤモヤした1日にせず、少しでも明るく過ごすことができるということ。
2つ目は、モノに対する感謝の気持ちを持つことが出来て心があたたかくなり、そんな自分を好きになれること。
2つ目は新発見。きっと良いところを見つけていなかったら、残念な気持ちだけを持ったまま捨てていたと思う。
どんなことでも良い部分を見つけることは、ネガティブな私にとってはまだまだ難しい。
それでも、たとえ無理やりでもやってみることで新しく見えてくるものがある。
良いところ探し、ちょっと楽しくなってきている自分がいる。
あ、この時点で良いところ探しの良いところ見つけちゃった。
楽しいと思えることが、ひとつ増えた。