気象一般過去問 「雲とエマグラム」に関して 問2 12/12
まず、エマグラムとは
これを、もう少し簡単に表せてあるものが、、
気象予報士の勉強を始めたとき、このエマグラムはさっぱりわからずでした。
言葉が分からす、読んでも意味もなんもさっぱりわからずでした。
エマグラムというのは実際にラジオゾンデという観測気球で上空の大気の状態(気温、湿度、風向、風速)を調べた値を表にプロットして状態をわかりやすく見るためのグラフです。
エマグラムをみると雲のでき方もわかります。
エマグラムは横軸が温度で縦軸が気圧の表に乾燥断熱線、湿潤断熱線、等飽和混合比線という線が引いてあります。
この乾燥断熱線や湿潤断熱線というのは大気状態を調べるための仮想空気と考えるとわかりやすい。ほかの大気とかかわりなく(断熱)上空に上がるようなものです。
簡単に言うと
乾燥断熱線は空気が霧にもなれない乾燥した空気を上空に持ち上げる線。
湿潤断熱線は霧や雲になっている空気を上空に持ち上げる線。
等飽和混合比線とは同じ水蒸気割合が続く線。
で、もう一度問題を見ると、、
問2
湿潤大気中で空気塊を持ち上げたときの気温等の変化いついて述べた文章の空欄(a),(b)に入る数値の組み合わせとして最も適切なものを,下記の①~⑤の中から1つ選べ。ただし,乾燥断熱減率は10℃/km,湿潤断熱減率は5℃/kmとする。
地上(高度 0km )で気温が25℃,高度 3km で気温が 5℃ の大気中において,周囲の空気と混ぜ合わせずに断熱的に地上から上昇した空気塊の自由対流高度が 3km となった。
このとき,持ち上げ凝結高度は(a)km,そこでの空気塊の温度は(b)℃となる。
さて、これを手書きで書いてみる
高度を1kmごとにして気温を5℃ごとのグラフをつくり、5℃で自由対流高度の点を書く。
下のように乾燥断熱線を10℃/km減で引く。
この乾燥断熱線ラインと自由対流高度の点を結びつけることのできる5℃/km減の湿潤断熱線を探すとすぐ持ち上げ凝結高度がわかる。
このようになり
(a)は1km
(b)は15℃
で、答は➁
この解き方は適当すぎるかもしれませんが試験では、ありだと思います。
このエマグラムと雲の関係が色と形で気象予報士!さんに載っていました。
持ち上げ凝結高度は雲ができはじめる高度で、
自由対流高度はもくもく雲がわき上がっていくイメージです。
雲頂高度は、その上空はもう乾燥してきて雲が消えていく高さです。
気象庁 | 天気分布予報・地域時系列予報 (jma.go.jp)
気象庁|航空気象情報 (jma.go.jp)
気象庁|航空気象情報|全国航空気象解説報(飛行場) (jma.go.jp)
こんな航空気象情報読めるようになる舞ちゃんはすごいですね。
おはようございます。
よく眠れましたか?
こちらの朝は特に寒いです。
そちらはいかがですか?
なんか年末が見えてきた感じですが、、、
今日もいい日にしましょう。
good time!
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