マラソンにおけるベスト体重とは③
・体脂肪の減らし方
まず、脂質を極力減らした食生活を送るのは大前提とした上で、
先に述べた前提から考えれば方法は二つしかない。
①最低限の糖質を摂取したのち長時間運動を行う。
※例えば、和菓子1つを食べてから30km走をする。感覚的には糖質100kcalで10kmは走れる。
②糖質を摂取しないで運動もしない。
つまり、低血糖状態で眠ること。低血糖状態の不快感や空腹を睡眠欲で打ち消す。
脂肪を減らしたければ寝る直前に食事を摂るべきでないのはこのため。
これを長時間行うのが16時間絶食やプロテインファスティング。
これら2つを組み合わせるとさらに効果的で、
最低限の糖質摂取の後高負荷かつ長時間の運動を行う。
→リカバリー目的の補給をアミノ酸かタンパク質だけにとどめる。
→疲労感に任せて低血糖状態で長時間眠る。
具体的には、
わずかな糖質摂取の後夜ランをして、プロテインだけ摂って夕食はなしで眠る。
もしくは、
早朝にわずかな糖質摂取の後ランニングをして出勤する。(補給ができない環境に身を置く)
といったところ。
まとめ
・統計学的に体重は少ないほどマラソンのタイムが向上する。
※60kgの3時間前後のランナーでは1kg減量で4分短縮
・統計学的にトップランナーでは[身長(cm)-体重(kg)]=115が最多かつ平均的
・体重を減らすとは体脂肪を減らすこと。
・糖質を補給しなければ生命を維持することはできない。
※脳は糖質でしか活動できない
・脂質は糖質がなければ効率よく燃焼できない。(※脂質がガソリンで糖質が着火剤)
・低血糖状態での運動習慣は継続率が低い。
・現実的な体脂肪の減らし方は二つもしくはその両方の組み合わせ。
①最低限の糖質を摂取したのち長時間運動を行う。
②糖質を摂取しないで運動もしない。
そしてこれら2つを組み合わせるとさらに効果的で、
最低限の糖質摂取の後、高負荷かつ長時間の運動を行う。
→リカバリー目的の補給をアミノ酸かタンパク質だけにとどめる。
→疲労感に任せて低血糖状態で長時間眠る。
というもの。