
なりたい画家のタイプで戦略は異なる
画家やアーティストといってもいろんなタイプがあります。なるべく早い段階で、自分がどのタイプの画家を目指すかを決めたほうがいいです。それに応じて戦略が異なりますから 。
例えば画廊や百貨店で個展を開いて市場に乗りたいなら学生時代から画廊に出入りし
て、コンクールにも応募して広く美術界にアピールした方がいいです。
貸画廊をメインに自分のペースで発表し自己プロデュースしていくなら、教室を開くなどして檀家をふやしたほうがいいです。
公募展で出世するなら支部ではなく本部のしかも幹部クラスの先生に近づかないと無理です。地方支部でどんなに偉くても、本部にまで力は及びません。また10年以内に賞なり会員になれなければその後も出世は無理でしょう。
大学ならば修士、博士、助手と勉強し続けて、先生が退任するタイミングを待つ必要があります。
村上隆や草間彌生のように国際的アーティストになるならば、そもそも日本にいてはいけません。日本の美大に行く必要すらありません。一日も早く海外の美大に行くか、いきなり海外の画廊に当たった方がいいです。
なかなか気づかないことですが、現実はこうなっています。