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【美術ブックリスト】 『猫を愛でる近代 啓蒙時代のペットとメディア』

いまでは愛らしいペットの代表格のネコだが、愛玩動物になったのは近代以降。かつては害獣対策、薬用や祝祭の犠牲にも供されていた。ではなぜ、どのようにして愛でられるものになったのかを啓蒙期フランスの科学・文学・美術を通して現在のネコ観の誕生に迫る。ちなみに著者は犬好き(あとがき)らしい。

貝原伴寛◉著 名古屋大学出版会◉刊 A5判 496ページ 6300円


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