[考え方]頑張らないを頑張る
あなたの人生のモットーはなんですか?
私のモットーは「頑張らないを頑張る」です。
「頑張れ」ってなに?
「頑張れ!」
人生で何度この言葉を言われてきたのでしょう。
運動会の前に家族から言われた頑張れ
長距離走の後ろの方で走ってる私への頑張れ
受験の前日に塾の先生から言われた頑張れ
なんで頑張るんだろう?
まあ、頑張ることが正しいことなんだろうな。
昔からこんな素朴な疑問がありました。
「やるからには頑張れ」
こんな言葉もありますね。
あなたは説明出来ますか?頑張れってなに?
どうして頑張るの?
私はそんな疑問を解消、
そんな風潮を払拭するべく、
「頑張らない人間代表」として
ここに文字を残したいと思います。
また、これは「頑張る」ことを美徳とする世の中へのアンチテーゼでもあるのです。
頑張るの定義を明確にしたい
そもそも「頑張る」とはなんなのか。
どうでしょう。
思っていた意味と同じですか?違いますか?
まあどちらにせよ私が言いたいことはこうです。
頑張ることは義務じゃない
頑張れに強制力は無い
何を当たり前の話を?そう思います。私も。
にも関わらず「頑張れ」に閉じ込められ、
首を絞められ、
心を壊してしまう人が大勢いる。
それは何故か
頑張る=良い事
この価値観が根付いているからです。
何故「頑張れ」と言われるの?
それはズバリ「頑張ることは良い事」という自己中心的極まりない価値観が根付いているから。
「頑張る」の語源には諸説ありますが、「我を張る」という語源だと明言する思想家が多いんです。
この「我を張る」説を推していくとするならば、
そもそも他人に「我を張れ」と指図することが
既におかしな話なんです。
張りたい時に張るんです。
張るべき時に張るんです。
頑張れと言われて頑張れる人も居ます。
きっとその人たちは私と違って、
真っ直ぐ真っ白く素直な心を持っている人。
でもね、「頑張れ」が枷になる人も居るんです。
誰かの、世の中の、親の、先生の
頑張れを
全うしようとしなくていいんです。
そこで、私は
成果は頑張りよってもたらされるのではなく、
適切な過程によってもたらされるものなのでは?
という説を推させて頂きます。
例えば、、、
全日本吹奏楽コンクールにて全国大会出場を目指しているトランペッターのAさんがいるとしましょう。
毎日頑張って頑張って
寝る間も惜しんで譜面を見返し
ろくな息抜きもせずトランペットに息を吹き込み続けていたら
きっと多くの人は口も心も壊れて思うようにいかないんじゃないかな。
(もちろんそれで大成功を果たす強靭な体力を持つ人もいます)
※ここで言う頑張りは前述の意を元にしています
自分に何が足りないのかを思考し
それを補うための練習を考案し
適度に息抜きをして
心も体も余裕を持って本番に臨む
これは極端な例ですし、
長々と文を書き連ねていますが、、
結論、私が言いたいことは
がむしゃらに頑張ることが全て成功に繋がる訳では無い
という事です。
「頑張らない」を「頑張る」の
そんな私が唯一日々頑張っていること、それが
「頑張らないこと」なんです。
これだと人によって解釈が1から100まで変わってしまいますね、、
言い換えをさせて頂くと、
自分の頑張りたい分野のみ頑張る
頑張らなくて良い分野で頑張らないようにする
という事です。
ここで言う私の頑張らなくて良い分野とは
仕事
人間関係
このふたつです。
私の人間関係に対する考え方は
またの機会にするとして、、
仕事は頑張れよ!💢
そんな声が多数聞こえてきた気がします。
「やらない」んじゃなく「頑張らない」んです。
お金を頂いている分、もちろん最低限の働きはします。
ただ、それ以上は頑張らないよ、それだけです。
それじゃあ世の中は回らない?
「全員が全員そうなったら、世の中が回らないじゃないか!!💢😡」
本当にそうでしょうか?
自分の頑張りたい分野のみ頑張る
最低限の仕事をした上で、
頑張りたい人が頑張りましょうよ^_‐
「仕事を頑張りたい人が頑張る」
「勉強を頑張りたい人が頑張る」
「スポーツを頑張りたい人が頑張る」
「ブログを頑張りたい人が頑張る」
もっともっと他の人を頼ってみても良いんじゃないかなあと思うのです。
貴方は他の人が頑張っていないことを頑張っているかもしれないし、
「頑張れ」って言われたこと、それは本当にあなたが頑張るべきことなのですか
そう考えると、ちょっとだけ見える範囲が広くなった気がしませんか?
それぞれの頑張る
朝起きた、頑張った
出社した、頑張った
成果を出した、頑張った
何もチャレンジできなかったけど明日から何ができるか考えた、頑張った
100人に100通りの「頑張る」があるんです。
それぞれの頑張るを、自分自身のために。
私は今日も明日も
自分の心身を守るために
「頑張らないことを頑張ります」し、
そんな自分を肯定します。