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我が家の冬に
快適な暮らしが出来る、
快適な住まいに憧れる。
これから寒くなるからって
暖かベストをたくさん作ってるのは、
時代遅れだな~って感じる。
しかし我が家は寒い。
田舎の無駄に大きな家に住んでいる。
屋内でも季節感たっぷりの寒い家に住んでいる。
夏は結構涼しいくて扇風機で過ごせるのだが、
冬に空気が刺すように冷たくなると
ただただ着込む。
炬燵は常用しているが、
ストーブはキッチン以外は
とても寒い日でないと私はつけない。
つけられないというのが本当だ。
一人で部屋にいる時、
ストーブをつけると母親にいつも叱られた。
自分の部屋でも居間でも。
「もったいない!」と。
私は跡取り娘でずっと母と同居してたので
マインドコントロール的に指図されてたことが多々ある。
母が亡くなってもうずいぶん経つのに
今だに囚われて抜け出せずにいることもある。
その一つにただ寒いからと、
すぐにストーブはつけられないのだ。
なにか正当な理由を作らないと私は罪悪感を感じてしまう。
だからいつまでたっても、私は母が大嫌いなのである。
わかってもらえることはないだろうが。
とにかく私は、
だから私は、
冬に向かっての暖かい服が必要なのである。
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若い頃のスカートのリメイクを頑張っていたが、
キッチンで着る暖かいゆったりベストが欲しくなった。
スカートのリメイクでは生地が足らず
継ぎ接ぎも少し面倒だと思い始めた。
実は買い置きの生地もたくさんある。
あれも使わなくてはいけないと思い出した。
表布はエコバック用に買い込んだナイロンの少しストレッチ素材で、
裏布はウールで暖かく作ってみた。
この裏布用のウールはお安かったから多めに買ったもの。
このウールの生地で、
頑張ってコートを裏地もつけてちゃんと作ったのだが、
やっぱお安かったからなのか、毛玉がすぐ出来てしまった。
けれど普段着用の裏地なら毛玉が沢山出来ても平気かな~って考えた。
洗い替え用にと2枚作ってみた。
我が家のキッチンは寒い。
もう出来上がってしまったけど、
背中と腰あたりに
ホッカイロ用のポケットを付けようかなと考えてる。
貼らなくていいホッカイロ用ポケットだ。
手作りのいいとこはやりたいように出来ることだ。
以前パッチワークにハマった時に、
着物地でタペストリーを作ったのだが、
裏にへそくり用のポケットを付けてみた。
我ながらうまいことを考えるもんだと思った。
が、結局そのタペストリーは友達にあげてしまった。
そうやっていろいろ考えながら作れるのも
私の楽しみの一つなんだと考える。
不自由から生まれる楽しみも悪くはないと思いたい。