47都道府県を振り返って
0.はじめに
京都で大学生していた3回生の後期に島根と鳥取を一人で旅して以来、約9年かけてカメラで撮影した47都道府県の記録です。鉄道と酒に嗜好が偏っていますが、誰かの暇つぶしや「行ってみたい」につながることを祈って。
※お時間に余裕のあるときにお読みください。
1.北海道<浜小清水駅(JR釧網本線)>
流氷がぎっしりと押し寄せたオホーツク海沿いの駅に、臨時列車「流氷物語号」が到着。列車は知床連峰の方角で向かっていきました。流氷や知床など、大自然をこれでもかと味わえる点において、北海道の魅力は道東にあるといっても過言ではありません。
2.青森県<津軽鉄道ストーブ列車>
津軽中里駅から津軽五所川原駅まで、友人と乗った津軽鉄道のストーブ列車。列車の中にあるストーブでスルメを焼いてくださり、それを地酒(六花酒造・弘前市)と一緒に嗜むという、酒好きと鉄道好きにとっては極上の時間。冬ならではの時間です。
3.岩手県<魹ヶ埼>
本州四端の中で一番難易度が高いと思われる最東端の魹ヶ埼(宮古市)。宮古駅からレンタカーで最寄りのキャンプ場へ向かい、携帯の電波が来ない山道を片道1時間かけて歩きます。天気が良ければ太平洋が目の前に広がるのできっと良いところだと思います。
4.宮城県<蔵王キツネ村>
妻と行った蔵王キツネ村。これまで野生のキツネを見たことはあっても、人にある程度慣れている北海道の個体ばかりで、「キツネ=可愛らしいもの」というイメージしかなく、争っている本来の野生の姿の迫力は凄まじいものがありました。
5.秋田県<比立内駅(秋)>
関西出身にとっては「紅葉=11月下旬」という観念が強く、文化の日あたりに比立内駅に降り立った際、山々の紅葉が色鮮で、11月初旬に紅葉を享受することができる状況に新鮮さをおぼえました。四季がある日本において、東北は四季の美しさがより際立ちます。
6.山形県<銀山温泉(冬のすがた)>
大学同期と行った銀山温泉。温泉街の美しさもさることながら、大石田駅の出入口の雪で遊んだり、大学の先輩方とお会いしたり、誕生月だったこともあり同期がケーキを買ってくれたり。何人かで旅をすると、こういったできごとも印象に残るものです。
7.福島県
<観光目線:冬の只見線>
福島を語るうえで会津は外せません。春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪と、四季の魅力を特に強く感じられるところです。山々に囲まれる会津において冬の雪は厳しいものがありますが、その中だからこそ際立った美しさがあります。
<住んでみて:大熊町の街並み>
少しばかり住んでいたのは海沿いの広野町。自然豊かなまちですが、北に行くと震災の影響が色濃く残っていて、特に勤務地の大熊町あたりは立入禁止箇所が多く、民家も放置で草は生え放題でした。避難区域が徐々に解除され、ゆっくりと復興が続いていることを実感しました。ちょっとは復興に貢献できたかしら。
8.茨城県<いっぱいに広がるネモフィラと人>
もうおなじみのひたち海浜公園のネモフィラ、と、人。これだけネモフィラが咲き誇っているとたくさんの人を惹き付けるのも納得です。実際、天気も良くて青空とネモフィラの組み合わせは大変良かったのですが………コロナ前とはいえただ人が多すぎました。
9.栃木県<鬼怒川の渓谷>
社会人になって初めての旅行先。彼女(今の妻)と行った初めての温泉でもあり個人的な思い入れは大きく、また、都心からちょうど良い距離のところに温泉街と眺めのいい渓谷があるので、関東圏にお住まいの方に対し、気軽に旅行に行ける場所としてオススメしたいところ。
10.群馬県<旧太子駅>
碓氷峠や旧吾妻線(八ッ場ダム付近)に代表されるように、実は廃線跡が豊富な群馬県。鉄道の歴史を考えると碓氷峠のほうが上ですが、過去の遺構(戦時中に鉄鉱石を搬出するために開業した貨物専用線)を間近で見られるという点で旧太子駅もオススメです。なかなか良い朽ち方です。
11.埼玉県<川越氷川神社の桜>
圧巻。川の水面が桜の花びらで覆われているところを、遊覧船が通って花びらがかきわけられる風景のなんと良いこと。最近見たアニメで出てきた和歌に「ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ」とありました。古来より、桜が散る様子は鑑賞の対象であり続けています。
12.千葉県
<観光目線:鴨川シーワールドのシャチ>
あの大きな体から繰り出す跳躍力は想像以上のもの。海のギャングという異名とはかけ離れてとても無邪気で、体が大きいことを利用して近くにいるお客さんにことごとく水をぶっかけるおちゃめさんでもあります。近くに温泉もあるのでご家族でも是非。
<住んでみて:雪の北小金駅(JR常磐線)>
松戸に一時期住んでいました。ザ・郊外というところで、通勤に時間がかかったこと以外は特に文句もなく。住んでいる時に1回だけすごい雪が降ったんですよね。普段は相当混雑していてたまに缶ビールを飲んでいるおっちゃんに出くわす常磐線で、雪景色に心を奪われるとは思いもしませんでした。
13.東京都
<観光目線:父島>
「東京都」というくくりで見たとき、忘れられない旅先に父島があります。修士論文を出して社会人になる前の、時間を持て余していた時に大学同期に誘ってもらって5泊6日。片道24時間かかる船舶のダイヤの都合で6日間は必要な旅先。毎日きれいな海を見てはバイクで走ったりシュノーケルしたりハイキングしたり。何も考えずに「島」を楽しむ経験はここならではです。
<住んでみて:スカイツリーふもとの河津桜>
社会人になって初めて住んだのが押上で、毎日スカイツリーを見ながらの通勤でした。それに付随して、スカイツリーに関係するなかで一番思い出すのはふもとの河津桜。3月初旬のほんの僅かな期間ですが、その組み合わせには一見の価値があります。
14.神奈川県<原監督の胴上げin2014>
好きなチームの優勝が決まる瞬間に立ち会う、それはファンとしてはたまらないこと。エース上原+4番松井の時代からファンで、「何かの間違いで優勝の瞬間を1度は見れたらええな」くらいで思っていました。やっぱり嬉しかったですね。部屋の写真立てに飾り続けています。
15.新潟県<新潟駅ぽんしゅ館>
米どころは酒どころ。にしては種類が多すぎませんかね?500円でおちょこ5杯分の日本酒が飲めるので、お安く様々な銘柄を楽しめます・・・にしては種類が多いんですよ。何回行けばコンプリートできるんですか?また来いって言っていますか?行きます。個人的なオススメは王紋酒造の「夢」と八海醸造の「魚沼で候」。
16.富山県<呉羽山公園>
後ろに立山連峰が聳え立っている富山のまちを、北陸新幹線が駆け抜けていきます。ちょっと坂道を登って良い運動、そして富山の良さを享受できる良いポイント。富山から立山を眺める関係で、午前が逆光になることを念頭にスケジュールすると良いと思います。
17.石川県<兼六園での冬支度>
祖母・母で秋の兼六園に行った時に見たシーン。雪から樹木を守る(雪吊り)のに庭師さんが柱を器用に登って縄を下ろしていきます。足場を組立てられない状況での作業で危険と隣り合わせですが、庭師さんの技術が輝く瞬間です。
18.福井県<敦賀ソースカツ丼>
ソースカツ丼を売りにしている地方は各所にありますが、敦賀もそのひとつ。確か京都でサイコロの④が出たから行ったんでしたね。これだけ旅してればサイコロに任せる旅だってあるんですよ。ここからは①米原→①姫路→⑤難波→③和歌山でその日が終わったはず。ヌルゲー。
19.山梨県<甲州ほうとう小作のほうとう>
確か河口湖店ですかね。これが初めての本場のほうとうで、2月の寒い時期に食べる温かいほうとうが大変美味しかったのをおぼえています。山中湖でダイヤモンド富士見れず雪合戦したり、西湖で樹氷見たりと冬の山梨も十分楽しかったです。もう4年くらい山梨行ってないけど。
20.長野県<雪の中の静かな戸隠>
冬は中社までしかバスがなく、奥社までは中社から雪道を徒歩1時間。車もめったに通らず、歩いている人もあまりおらず、雪が降る中、自分の足音だけがザッザッと響いていました。雪で一層神秘的な雰囲気が醸し出され、歩いてきてよかったと思わせるところです。
21.岐阜県<冬の白川郷>
岐阜県で一番嬉しかったのは、雪が積もった白川郷を見られたこと。日本の美しい冬を体現しているような風景ながら、高山駅からバスで1時間程度で行ける手軽さも兼ね備えています。高山駅も名古屋駅からたった2時間30分で行けるので近いものです。
22.静岡県<龍巌淵>
「言葉はいらない」、これに尽きます。入山瀬駅(JR身延線)から徒歩8分なので、富士宮観光や18きっぷの旅と合わせるのがベスト。
23.愛知県<三河広瀬駅跡>
仕事で豊田市に行ったついでに訪れた名鉄の廃駅。豊田市駅からバスで30分のところにあります。駅舎や広場は今も使われている関係で、駅も地元の方に手入れされているのか大変きれいで、まるで今でも列車を待っているような雰囲気があります。
24.三重県<波田須駅(JR紀勢本線)>
京都から紀伊半島を時計回りに一周するツーリングの途中で、駅を見に行ったらちょうど良い撮影ポイントを見つけて、かつ列車の時間もちょうど合った偶然の産物です。三重県内の紀勢本線は山間部を走ることが多く、実は海が見えるところがなかなか少ないのです。
25.滋賀県<米原駅>
のぞみが通過するので、新幹線の駅として降り立つことが少ないこの駅も、雪が積もれば魅力抜群。スプリンクラーの水を浴びながら、雪の中を高速で駆け抜けていく新幹線が見られます。おかしいのは5分に1回くらいのペースで新幹線が通過すること。あまりにもハイペースでびっくりします。
26.京都府
<観光目線:静かな産寧坂>
これを撮影したのは、京都での後輩の結婚式に倉敷から駆けつけた翌日、2020/2/10。covid19により生活が一変する直前のこと。それまでは夜も観光客がひっきりなしに通っていた産寧坂が大変静かになり、ゆっくり写真を撮れる喜びと、静かな祇園に対する違和感を抱きました。あのときは、生活様式や価値観が大きく変化するとは思いもしませんでした。
<住んでみて:雪舞う渡月橋>
大学の関係で左京区に3年半・西京区に2年住んだ期間を振り返ると、「行きたい」と思った時に行ける環境は大きな強みでした。その例がこの写真。京都では珍しく大雪が降った翌日、西京区の家から30分くらいの渡月橋に日の出前から行き、雪舞う渡月橋を見られたのは最高の思い出です。
27.大阪府<今里駅(近鉄)>
高校通学で使っていた線路なので馴染み深いところ。近鉄の布施~鶴橋間は複々線区間(奈良線と大阪線)になっており、4本の線路が真っ直ぐに敷かれているので見通しが良く、鉄道好きにとってはたまりません。本数も多く走る電車も様々で、大変バリエーションに富んだ風景です。
28.兵庫県<明石海峡大橋の頂>
明石海峡大橋のツアーにて。一般人が管理用通路を通って塔頂まで行くのはこれしかないと思うので、高所恐怖症の方でも一度行ってみてはいかがでしょうか。垂水のほうも淡路島のほうも、それぞれ違った眺めで最高です。
29.奈良県
<観光目線:夏の奈良公園の鹿>
奈良といえば真っ先に思い出されるのが奈良公園の鹿。春日大社境内の小川には涼を求めた鹿の姿がありました。夏の奈良は盆地特有の蒸し蒸しとした暑さがあり、鹿にとってもたまらないもの。川の中にしゃがみ、非常に落ち着いていらっしゃいました。
<住んでみて:今井町>
住んでいた橿原は、ベッドタウンの機能も持ちつつ、アルルが聳えつつ、歴史を感じられるまちでもあります。たとえば、市の中心部に程近いところにある今井町は、古い町家風景が残されており、江戸風情を感じられるところです。最近はカフェ激戦区でもあり、新旧が程よく混合されています。
30.和歌山県<アドベンチャーワールドのパンダ>
2020/11/22に生まれた楓浜ちゃん。パンダは人気者なので朝一に行かないと混雑で大変なことになります。一方で、パンダは同時に一挙手一投足がかわいいので、朝一に行ったら時間を相当奪われます。敷地が広く動物が多いアドベンチャーワールドは計画的に。
31.鳥取県<青山剛昌ふるさと館>
コナンの漫画で見たトリック(写真は47巻「奇術師失格」のもの)が再現されていて、実物を見るとトリックの細かさに改めて感服します。もう行ったのも2013年のことで、100巻を超えて様々なキャラクターやトリックが登場した今は、どのような展示がされているか気になります。
32.島根県<JR山陰本線からの車窓>
石州瓦という島根県石見地方に古くから伝わる瓦で、特産の来待石を使っており光沢のある赤色が特徴です。出雲から下関方面の山陰本線に乗ると、きれいな日本海と、赤く鮮やかに輝く民家の屋根が出迎えてくれます。
33.岡山県
<観光目線:蒜山>
高原風景や乳製品が特長の蒜山ですが、自転車持っている方は是非サイクリングを。一周30kmくらいで程よくアップダウンがあり、高原風景を楽しみながらサイクリングできます。レンタカーにGIANTを寝かせて運んで大正解でした。
<住んでみて:倉敷>
仕事の都合で9ヶ月住んでいた倉敷市は、北は美観地区、南は瀬戸大橋と幅広く、楽しむポイントが多々あります。そのなかで、下津井の港町から眺める瀬戸大橋がお気に入りでした。自転車で手軽に行っては、瀬戸内海に面した港町の良さと瀬戸大橋の大きさを両取りできるところです。
34.広島県<春の尾道を対岸から眺める>
桜の名所として有名な尾道の千光寺公園。向かいにある向島に渡ると海越しに一望できます。坂に沿って並んでいる民家や桜も、遠目から見るとまた違ったように見えて楽しめるものです。
35.山口県<角島大橋>
橋がある景色として是非見たかった場所。大変シンプルな構造のおかげで、空の青色と海の蒼色にうまく調和しており、この地の景観にうまく馴染んでいるように見えます。時に過酷な日本海で、景観のことも十分に考慮して橋を作るのは相当な労力だったのだと推量されます。
36.徳島県<山の底にある駅>
山間の底に、道路や民家、道路からかけ離れ、鉄道以外で到達するのが難しい秘境駅があります。近くを通る県道5号からも獣道を20分歩かないといけなくて、俗世から切り離された印象を与えます。スイッチバックを兼ね備えた駅でもあり、特定層からの人気は今なお根強いのです。
37.香川県<うどん屋さんの天ぷら>
うどん県において、セルフうどん屋さんに並んでいる天ぷらも魅力。店ごとに種類も違っていて、それでいて安く、うどんにあわせてもそのまま食べても美味しいのだから言うことはありません。うどんでお腹が大きくなりがちなので何個も食べられないのが残念。胃袋は有限。
38.愛媛県<串駅(愛ある伊予灘線)>
愛媛県で海が見える駅といえば、そう、串駅です。皆さんおなじみ下灘駅の隣にある駅で、来る人も少なく、静かに駅と海をセットで眺めることができます。ホームから海を見ることができないのが下灘駅とは違うのですが、こちらも魅力ある駅です。ただ、この線本数少ないんですよね・・・。
39.高知県<ひろめ市場>
高知といえばひろめ市場。高知といえばカツオのたたき。ビールと一緒に、目の前で炙られたカツオを塩でいただく。まさに高知ならではの味わい方です。多くの店が中にあるので、色々食べられるのも魅力。
40.福岡県<ヤフオクドームの一塁ベンチ>
ヤフオクドーム(現PayPayドーム)のドームツアーで練習前のグラウンドに降り立った記録。普段は入れないところに入れるとやはりワクワクするものです。あれから8年ほど経ちますが、PayPayドームの進化具合は驚くばかりです。なおこの日は巨人がソフトバンクに3-8で負けました。くそ。
41.佐賀県<古湯温泉>
47都道府県で最後の県でした。古湯温泉は佐賀駅からバスで50分くらいのこぢんまりとした温泉街。ぬるめ&ぬるぬるとした泉質で、時間をかけてゆっくり入浴するのにオススメです。夕食の前に温泉を決めてリラックスできたので、案の定おひつの米をすべて食べてしまいました。年齢を考えると、米全食いは卒業しないといけません。
42.長崎県<入れなかった軍艦島>
波高が0.5mを超えると決まりで上陸できないなかで、行った当日の波高は0.57m。上陸できない場合は船で軍艦島を一周し、島を一望できます。こんな小さい島にもかつては生活や文化があり、人々の賑わいがあったことに不思議さと凄さが感じられます。
43.熊本県<熊本城と市電(通町筋電停)>
2016年の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城も、天守閣の復旧作業が無事に終わって、城のふもとを熊本市電が走る風景が戻ってきていました。日本はどうしても地震から避けられない国ですが、"震災"はあっても最小限であってほしい、そう思わずにはいられません。
44.大分県<ゆふいんの森6号1号車1番A・B席>
場所があまりに具体的。この特急列車の車掌さんとクルーさんに結婚3年を祝っていただきました。豊後森駅を出てすぐ、旅行の目的を尋ねられたのがきっかけです。家から遠くて久大本線は気軽に乗りに行けるところではありませんが、「また乗りたい」という気持ちは持ち続けていたいものです。
45.宮崎県<日向市美々津重要伝統的建造物群保存地区>
故郷の橿原にも今井町という重伝建があるからという軽いノリで行きましたが、「神武天皇は宮崎で誕生され、美々津から東へ船を出され、7年かけて大和国へ入り、2月11日に橿原で初代天皇に即位された」というつながりを現地で知り驚きました。橿原市と宮崎市が姉妹都市なのは、こういう古い縁があってのことなのですね。
46.鹿児島県<竜ケ水駅から眺めた桜島>
桜島と鹿児島湾と日豊本線を眺められるところ。駅の前を通る国道10号線は交通量が多く、日豊本線は特急も含め本数がそこそこ多く、静かなところではないのですが、通過する普通列車があるくらいに駅の利用者数が少ないので、鹿児島らしさを独り占めしているような感覚を味わえます。
47.沖縄県<最西端の島の最東端にて>
断崖絶壁の岬で、放牧されている馬はその高さを恐れることなく、自由に草を食べていました。ここは、日本最西端の与那国島の最東端・東崎。石碑が置いている本当の"最西端"とは違い、あるがままの断崖絶壁が広がっており、むしろ"最東端"のほうが最果てに来たと思わせる性質を持っています。
∞.そして、次の旅が始まるのです。
四季が変われば風景が変わる。2回目行ってみれば感じ方が変わる。1人で行ったところに誰かと行く、あるいは、その逆でもものの見方は変わる。
単純に「47都道府県制覇」といってもゴールではなくて、次は変化も楽しめるあたり、新たなスタートだと感じます。こうして今日もまた旅の計画が頭の中で練り続けられるのです。実現するかどうかは別にして。
ご一読ありがとうございました。皆様も有意義な旅ライフを。