読むTHINK、121回目のTHINK(2023年2月10日開催)のダイジェスト。ゲストはMAKUAKE共同創業者、坊垣佳奈さん。
今回の読むTHINKは、最新(2023年2月10日)に開催された第121回をダイジェストでお送りします。(画像は後日アップ予定)
谷尻誠さん(以下、谷尻):
第121回目のTHINKは、MAKUAKE共同創業者の坊垣佳奈さんに来ていただきました。MAKUAKEって皆さんご存じですか?
坊垣佳奈さん(以下、坊垣):
使ったことある人いらっしゃいますか?
(会場で数名手が挙がり、それぞれ軽くやり取り)
MAKUAKEは、モノづくりを支援するクラウドファンディング、というと分かっていただきやすいかなと思います。最近はモノだけでなく、コトも扱ってはいるんですけど。立ち上げて10年くらいになりますかね。当時、海外ではスタートアップを投資家が支援するとか凄く普通にあるんですけど、日本ではそういう感覚がなかった。それで、私はその仕組みは凄く面白いと思って、日本でやるなら日本のモノづくりを広めたいなと思ったんです。
10年前は、まだ、応援とか寄付とかって感覚が日本には全然育っていないと感じていて。震災後に、少しづつそういう感覚が一般にも育っていった感じがありますけどね。
谷尻:
そうですよね、10年前はクラウドファンディングってまだなじみがなかったですもんね。この流れで、簡単に自己紹介していただいていいですか?
坊垣:
はい。大学を出て、サイバーエージェントという企業に就職したんですね。サイバーエージェントって、凄い数の子会社があって、それらはだいたい、社内の企画会議を経て、独立させるという方法を取っているんですけど、20代は修行って感じで。私が30歳のときにMAKUAKEのプロジェクトに加えてもらって、大変な時期もあったんですけど、投資家に恵まれたりして、それから今に至ります。
谷尻:
サイバーエージェントの中で立ち上げたってことですよね。立ち上げて最初はどうしたんです?クラウドファンディングだと、売るものがないじゃないですか。
商品がないのに営業?
坊垣:
それはもう営業ですね。
谷尻:
でも、商品がないわけですよね?
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