「読む」THINK#20:ゲストは鈴木康広さん(アーティスト)_2012年11月16日のダイジェスト
今回は、10年前、2012年11月に行われたTHINK#20をアーカイブからダイジェストでお届けします。
ーー定期購読マガジン THINK BOOK について
THINK BOOK は,読む "THINK" です.Suppose Design Office の谷尻誠が毎月魅力的なゲストを招き「"考える"ことを考える場所」として開催しているイベント"THINK"を読み物として再構成してまとめています. 多彩なゲストとの間で繰り広げられる本音のトークはここでしか聞けないヒントがたくさん詰まっています.過去100回以上に及ぶ記録資料などの掘り起こしを含め,月に2回程度,定期購読マガジンとして掲載します.ぜひ定期購読していただいて,皆さんの日常をTHINK するきっかけにしていただければ幸いです.(谷尻誠,西尾通哲:共同編集)
最初の作品は気持ち悪いプレゼント?
谷尻誠(以下、谷尻):
鈴木さんとは、最初は立ち話くらいで、鈴木さんがやっている連続トークにゲストで呼ばれたんですよね。それで今度は僕が呼んだという経緯です。
自分の代表作を一つ挙げて皆さんに紹介するとしたら?
鈴木康広さん(以下、鈴木):
いまはファスナーの船ですかね。
ファスナーの船
(映像は、近年隅田川で行われたもの)
鈴木:
今日は、作品を通して自分の考え方などをお話しできればと思っています。
もともと、あまり人前で話すのは得意ではなくて、でもどこかで何か伝えたいという思いが人の10倍くらい強くて。恥ずかしがり屋で口下手なのに目立ちたがり屋だ、と高校の先生に言われてハッとしたことがあるくらいで。
谷尻:
そのころは目立ってなかった?
鈴木:
自分の方法で目立っていました!
谷尻:
自分の方法?
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THINK BOOK
「THINK BOOK」は、サポーズデザインオフィスが企画する、THINKをテーマにしたプロジェクトを文字と写真でとどけるメディアです。 …
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