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ブルアカ2nd PVをみてスクショしながら適宜色々考えてみる

注意:現在公開中の「Vol.1『アビドス対策委員会編』」の1章、2章のネタバレを多少含みます。

いよいよ3月25日に公開の迫る「時計仕掛けの花のパヴァーヌ編」とそれ以降のストーリーに関する世界を描いたブルーアーカイブの2nd PV。

https://youtu.be/cE1ePjq5ZSs

公開して以降、多くのブルアカプレイヤーさんたちの心を鷲掴みにしたことであろう。今回はそんな2ndPVからこれからの展開を予想にもならない感じでまとめてみる。あくまで自分用なのでなんとも言えない感じにまとまる可能性もあるがご容赦を。

「時計仕掛けの花のパヴァーヌ」

vol.2として公開する「時計仕掛けの花のパヴァーヌ編」はいわば「ゲーム開発部編」。舞台はミレニアムサイエンススクール、キヴォトス随一の科学技術を有して、多くの優秀な生徒が所属する最先端の高校。そこのゲーム開発部を中心とするストーリーだとわかっている。

さらにpvではゲーム開発部が廃部予告されているという事実がわかる。

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ストーリーの軸としてはこの廃部をなんとか撤回するべく開発部のメンバーと「先生」と呼ばれるプレイヤー自身が協力していくというのが予想だが、さらにストーリーの展開をわからなくさせているのが今回メインストーリー公開と同時にガチャでもピックアップが予定されている「天童アリス(CV.田中美海)」だ。すでに彼女に関する多くのことが謎に包まれていることがわかっており、ミステリアスな雰囲気とpvでも意味ありげなシーン(1枚目の写真など)が登場し、彼女の存在が十分にストーリーを左右する重要なファクターであることが言えるだろう。

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2枚目はゲーム開発部メンバー、ミドリ、モモイ(右から)とアリス(中央奥)、さらにゲームのプレイヤーにはお馴染み、セミナー(恐らく生徒会)所属の早瀬ユウカ。ゲーム開発部にはこの他にユズと呼ばれる少女も所属する。この他にも多くのミレニアム生徒(エンジニア部 C&C ヴェリタス)が登場することが明らかになり、生徒数の少なさがあり、学校内部ではなく外部との駆け引きや戦闘の多かった「アビドス編」とはまた違ったストーリーが展開される予想。

ミレニアム内乱?

そして今回やはり気になるのはC&Cのネルとアリスの戦闘シーンだろう。

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高架駐車場のような場所での戦闘であり、なぜ同じ高校の両者が戦うことになっているのか、ゲーム開発部の廃部等々のストーリーにミレニアム最強とも言える戦闘集団のC&Cがどう絡んでくるのか気になるところである。ちなみにネルは彼女のコールサイン「ダブルオー」が勝利確定の証とも言われている、C&Cのリーダーにして最強エージェント。アリスに勝ち目はあるのか。

そもそも先にも触れたが、アリス自身に謎も多い。実装日である3月25日が誕生日だったり、初のレールガン(大電流を流し、その際に生じる電磁気力で金属片や弾丸を飛ばす武器)を装備したキャラクター、瞳の印象の違い、PVの眠るシーンがいわゆる「スリープ状態」という予想など、いくつかの観点から「アリスがアンドロイドやオートマタの類なのでは」という説も飛び交うが真相は定かではない。ストーリーを楽しみに待ちたい。

追記:アリスの見つかる場所は恐らく連邦生徒会が長らく立ち入り禁止としていたミレニアム近郊の「廃墟」とされた場所。(公式Twitterで廃墟の情報あり)時代の下水道とも言われたその場所に彼女がいたとしたら、アンドロイド説も少し無視できないのではないか。

(ちなみにタイトルにあるパヴァーヌとは16世紀初頭のフランスの宮廷舞踊の一種、ゆったりとした2拍子で列になって踊る舞踊らしい。「時計仕掛けの」や「花の」という修飾詞があるあたりに「亡き王女のためのパヴァーヌ」のようにクラシックのタイトルめいたものを感じるがこのタイトルも物語にどう関わるのか。)

エデン条約編と「アリウス」

そして後半の大半を占めたのはVol.3で予定されている「エデン条約編」のPVだ。ゲヘナ学園とトリニティ総合学園、キヴォトスの二大巨頭とも言える超マンモス校の両校は対立関係にあったが、恐らく今回のPVではその両校が「形の上では」対立関係をなくそうとする条約を結ぶ様子も描かれる。恐らくこれが「エデン条約」なのだ。ただこれがそうやすやすとうまくいかなさそうなのが今回のPVでも見てわかる。ちなみにエデン条約に関してはゲヘナの風紀委員のアコやトリニティのティーパーティー(これも生徒会)のナギなどがそれに関する発言をアビドス編でもしている。

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まず、2枚目、3枚目からわかるのが明らかに不服そうな両校の生徒の姿である。互いを見下すかのような相対は真の融和とは程遠いと受け取れる。これだけならまだいいのだが、明確に妨害、実力行使とも取れるテロ行為を行う連中も出てくる。それが恐らく今回のキーファクターのひとつになる「アリウス」だ。

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エデン条約の調印会場の爆発を告げるライブ映像。情報錯綜の中で「ゲヘナの仕業!?」というコメントも見受けられるが、PVの中で恐らく犯人と目されるグループは彼女たちだろう。(どうでもいいが、これは誰のスマホなのだろうか)

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左から3番目の子のロゴから「アリウス」と読めるためこの組織がアリウスである可能性が高いこともそうだが、既にゲーム内の第10任務では「アリウス生徒」が敵として登場する。一部生徒が「特殊装甲」を持っており、攻撃属性「神秘」で対抗しないと厄介だったりもする敵だ。いずれにせよ、「アリウス」が先生率いるシャーレや他校の生徒とは敵対関係になることは決定的だろう。彼女たちが何者なのかは分からないが、恐らく目的はある程度推測が可能だろう。彼女たちの目的は「ゲヘナ、トリニティ両校の共倒れ」だ。

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(写真:意味ありげに登場するチェスの駒と穴の開いた盤。白をトリニティ、黒をゲヘナとすれば、両方が倒れ込む盤面と合わせて考えると恐らく目的はどちらかの勝利ではないだろう。)

エデン条約会場の爆破テロでようやく漕ぎ着けた両校融和の道を破壊、さらに犯人が見つからないまま両校に不信感を植え付けて、暗躍を加速、全面対立に持ち込む、あるいは両校壊滅までがアリウスのシナリオなのか?PVの最後では意味ありげに笑う主犯格の少女(アリウスの少女たちの写真の左から2番目の少女)の顔も描かれる。その前には爆破される飛行船の姿…。

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彼女たちの存在もこの事件を一筋縄で解決できなくしている。

エデン条約編、解決の鍵は?

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アビドスでの対策委員会、ミレニアムでのゲーム開発部のように中心となってシャーレや先生と活動するグループがエデン条約編も存在するはずだ。今回は恐らくトリニティの「補習授業部」だ。既にアビドス編でも補習授業部の一員である阿慈谷ヒフミが登場し、登場回数は少ないながらも、ブラックマーケットでは巻き込まれて銀行強盗に協力、カイザーPWC戦でもティーパーティーにシャーレやアビドスへの協力の糸口を取り付け、戦闘では榴弾砲をぶっ放すなど先生に鮮烈なる印象を残した。

その彼女に加えて、中心になりそうのがもう一人の少女だ。

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彼女は未実装だがベータ版では「アズサ」の名前だったのがわかっている。ヒフミとアズサに加えてあと2人、PVでは一緒にいるのが確認されている。(ピンクと黒を基調とする服の少女はベータ版では「コハル」という名前。)

既にメインストーリー上で先生と面識のあるヒフミは恐らくストーリー序盤から関わることは間違いない。アズサはPVではアリウスの少女たちと意味ありげに写っているのが確認され、大きく物語に関わることが予測される。

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ではさらにここからどのようにエデン条約編が動くのか。シャーレや先生の存在が起点になるのが間違いないが、重要なことはゲヘナ側の生徒の協力だろう。対立が軸になる今回の構図ではシャーレが片方に肩入れするだけでは不足で、アビドス編での最終局面のように2校間の垣根を越えた協力が必要になる。アビドス編のように「真の敵の認識」(ここではアリウス?)と「対立を超えた協力」の2つが重要になる。これがクリアできれば真の意味でエデン条約が結べるだろう。

PVでは爆発から原付で逃げるヒフミ、コハルの姿にゲヘナ側の美食研究会と給食部のフウカの姿も写る。(ちなみに美食研究会たちが乗っている車は給食部のものであるため、フウカは完全に巻き込まれている。)

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かなりの過激派集団であるゲヘナのアウトローたちが事件解決のためにシャーレや補習授業部に協力をするのか、気になるところである。

アビドス編は終わっていない

※ここからだいぶPVの内容から逸れます。

ひとまずの区切りを迎えたアビドス編だが、最終話でも言われた通り、多くの謎や問題を3章以降に持ち越す形となった。借金は相変わらず残り、依然として周囲の土地はカイザーコーポレーションのものになったまま(取引自体は違法でないため)であり、結局砂漠で何がしたかったのかは対策委員会側には分からずじまいである。さらに、小鳥遊ホシノの持つ「アビドス最高の神秘」や前生徒会長「ユメ先輩」の行方など問題の方がやはり多い。

さらにPVではデカグラマトン「ビナー」がアビドス市街地に現れるなどさらなる苦難を迎える。小鳥遊ホシノこそ無事に奪還したものの、アビドスは人数の少なさや学校としての基盤の緩さを弱点に抱える。ここからの局面はアビドスという砂漠化も進む土地の謎にも向き合っていくことになりそうだ。

(個人的にはスペシャル枠でアヤネの同級生が実装されないかなとも考えているが果たして転入生は来るのか。)

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大人の謎と「ユメ先輩」の行方

ひとまずPVに関しての内容はこんなところだがアビドス編に関連してもう一個。「この世界の大人とは果たしてなんなのか」ということである。

アビドス編の最終盤、ゲマトリアの「黒服」と先生の相対は大人としての在り方の違いを鮮明に写し、結果的に大きな対立やわかりきった決裂を再確認させている。

そこで気になるのは「この世界…まともな大人いたか?」ということである。中身ではなく、見た目の話だ。

大人の話をするにあたり、「モブにロボットか柴犬しかいないのは果たしてどういうことなのですか」と気になるのである。先生自体の姿は映らないのでまだ先生が普通に柴犬である可能性もあるが、多くの場合そう考えるのがまあまあ邪道な気がするので、一回これは置いておく。

ロボットはまあいい、仕事の人手とか労働力のアレコレが理由な可能性もある。(まあカイザーの理事が普通にロボットなのは、パワードスーツ説もあるしってことで一回なんとかしてみる)

だとしたら柴犬ってなんだ。柴関ラーメンのおっちゃん、なんで柴犬なんだ。

そう、この世界いわゆる成人後の風貌、口調をしていると予測できる人々の中で人間の姿をを保っているやつがほぼいない。10代の学生たちと同じ姿をした大人がいないのだ。ここが振り返ってみると気になるのである。

(ゲマトリアに関しては謎が大きく、奴らが全員「黒服」のような姿をしている可能性もあるし、ない可能性もあるので一旦保留にしたい。PVで出たのもほんの一瞬だった。)

ではここで気になるのが現時点で大人な可能性のある二人の人物だ。

一人目は「先生」。そう、プレイヤー自身の姿だ。普通に人間な可能性を考え、先生の出自関連の情報である「キヴォトス外からやってきた」ということを踏まえるとキヴォトスの異常さが見えてくるような気もする。そんなの自由だ、とか決められんだろ!っていう人のために二人目がいる。

もう一人はこの人物である。

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そう、アビドスの前生徒会長「ユメ先輩」だ。

彼女がまだ生きていれば、ホシノと同い年であった場合(なんらかの特殊な事象で「先輩」とホシノが呼称していない限り)を除き彼女は19歳〜21歳であるはずだ。どのタイミングで彼女がアビドスを去ったのか、なぜ去ったのかということは不明だが、恐らくノノミやシロコが会っていない事を考えるとホシノより年上な可能性が高い。彼女の行方、現在の風貌が自分としてはこの世界の仕組みを知ることの手かがりになるような気がしてならない。(そうするとホシノが自分を「おじさん」と呼称するのもなんか意味深長にとらなきゃいけない気もしてきた…疑心暗鬼になる。)

果たして学園を卒業した、あるいは出て行った人間はどこへ行き、どうなるのか。

大人としての責任とは

プロローグでも謎の人物が言い、アビドス編でも先生が黒服に言った「大人としての責任と選択」。なんとなくだが、ここにメインストーリーのキモがあるような気がするのだ。今の現代社会で起こっていることが強烈にデフォルトされたかのような社会が「キヴォトス」だとすればプレイヤーである「先生」は10代の人間が日々考え、戦い、時に残酷で理不尽な選択を迫られるこの場所で何を為すのか。

ゲマトリアは「弱きを支配し、やりたい事をなす」のが大人だと言った。

先生は「生徒の責任をとる人間が誰もいない中で、責任をとる」のが大人だと言った。

これからのメインストーリーは恐らく生徒たちが進み、問題に対処する中で随所で大人としての働きをする先生自身にも注目が集まる。

(追記:ザコ敵として登場する「PWC兵士」はもしかしたら普通に大人かもしれないという振り返ってのご指摘を自分で考えました。あくまでストーリーの中で今私たちの思う大人の姿をした人間をここまで描写しないのはあり得るのかという視点からこの問題を考えていただけると幸いです。)




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