にじさんじ甲子園2023−2「過去最大規模の夏の栄冠:Aリーグ編」
とりあえずドラフトの結果見つつ書きますか。
王立ヘルエスタ(静岡)
今年は戌亥がいません。
あの揃った第一回以降、どっちかが二人になればどっちかが別の高校に行くという全く揃わないさんばかには伝統芸の風格すら感じられます。あと戌亥がどっか行くと毎回巻き込まれている女騎士フレン・E・ルスタリオ。他の上位指名には花畑チャイカのハズレ指名にはなりましたが、昨年王ヘルではセンターの塔となった周央サンゴ、初回大会以来の王ヘルでの指名となった葉加瀬冬雪、交友関係の深い先斗寧、アンジュとの絡みも多い魔使マオ、花鳥風月戦で同チームだった緋八マナという選出。
その他ルーレットの面々も比較的穏やかそうなメンバーの揃い方。
動揺から一転、落ち着き払う彼女の今年の「王道」は2度目の栄冠へと征する道となるのか。
選択地域:静岡
宗教上の理由、諸事情、一身上の都合とかなんとか。
今年も慣れ親しんだ地元静岡でのスタートとなります。転生選手には他地域よりも秀でた目玉は少ないものの、小野、大貫などの投手層、大石、紅林などの野手層など、投手野手共に⭐︎150〜230前後のOB、プロなどが揃い、上振れの幅は少ないものの、バランスは良く期待値は高い地域。何より監督は過去のガチャで初回から転生を引いているという実績や昨年度の優勝経験もあり、十分な下地は揃っているために今年も期待できる。
勇者育成高校(三重)
ファンタジーがうまく行きすぎてる。
コンセプトは「最強パーティー」
1位指名にエクス・アルビオ(勇者)、2位指名にヤン・ナリ(魔王)
3位に葉山舞鈴(同期の絆・王)、4位にベルモンド・バンデラス(酒場のマスター)、5位にでびでび・でびる(悪魔・マスコット枠)、6位にグウェル・オス・ガール(エルフ)、7位にモイラ(女神)と揃いも揃ってファンタジー枠をバラエティに富む形で揃えた。
ルーレットでも天狗がいたり、竜がいたり、未来人がいたり、異世界小説を書いてる現役作家が出たりと改めてにじさんじの抱えているファンタジー枠の多さを思い知らせる形に。
勇者筆頭に目指すは最強、栄光への旅路が今、始まります。
選択地域:三重
今年は試される大地から抜け出し、本州へと上陸。
選択した三重は今大会密かに注目されていた安定択の県。転生を引いた際のハズレ枠が少なく、野手と投手ともに期待値⭐︎210程度と高め。豊田や西といった赤特のない投手や大道、岡林などの野手が期待できる。その上静岡よりは高校数が少なく、甲子園に行きやすい。
聖アザラシ学院高校(鳥取)
海豹、砂丘より上陸。
今年度初参戦の五十嵐監督。指名にも注目でしたが、上位指名には裏での関わりの多い壱百満天原サロメや竜胆尊、共に栄冠での育成と対戦企画も行った本間ひまわり、同期のうちの二人である石神のぞみと小清水透、実はイラストレーターが同じであるペトラ・グリン、VALOカスタムで同チームだった闇ノシュウなど、関わりのある7人の指名。ルーレットの指名も女子枠多めと女子校が共学校化したという設定がつけられた。
今回の方針、目指すべき野球像は未知数であるものの、目指すは強者打倒。新人監督の夏の挑戦が始まります。
選択地域:鳥取
言わずと知れた栄冠での安牌地域。転生が投手のみ、転生枠のほぼ半分の確率で最強格の投手である米田、もう一人の投手である森も明確なはずれという程ではなく、さらに高校数も少ないという地域であり、転生を引くことができれば明確な有利となる可能性が高い。ただ昨年のイブラヒム監督のような例もあり、油断は禁物である。
横須賀流星高校(神奈川)
セカイの色、豊かに。
まさかの2人で1つ戦法でVOX YASHIRO再復活というサプライズで海外勢が歓喜し、さらに2位に不破湊、3位では4球団競合を勝ち取った花畑チャイカという面構えとビジュアルが濃過ぎるメンツが上位3名に並び、4位には同期であり、なぜか昨年この監督のせいで元ヤン説が流布されたシスター・クレア、さらに5位以降はアルバーン、エリー、虎姫コトカとプロセカ大会関連でのメンバーが揃う形に。
所属も国際色豊かに、出自や種族も異なるメンバーが揃う中で一つの星の煌めきを追いかける彼らの戦いが始まります。
選択地域:神奈川
そりゃそうだろという。というか余程のこだわりがないと選べない。
神奈川県は現実でも強豪校が多く、激戦区になる地域であり、それを反映したかのように高校数も全地域の中でもトップクラスに多いです。
転生の狙い目は松井裕樹、山本昌などの投手陣、打撃型野手の原や田代などですが、それ以外にも多くのプロ転生がいるため、その☆評価の幅もまちまちで、強い目当ての選手を狙うのは至難の業。限られた回数の中での引き際が重要になりそうです。
快盗学園高校(大分)
ちらつく速さの影を超えろ
1位に同期である風楽奏斗の指名、2位の卯月コウは記憶に新しいV最協「花鳥牛月」でのチームメンバー、それ以外にも快盗としてのスティールムーブを計画しての三枝明那の指名や先輩大怪盗であるルイス、なぜか探偵側のシェリン、フィジカルに長けてそうな早瀬走、長尾景の指名。結局競合はなく、希望通りの指名となった。
コンセプトの軸が決まっているあたりにもう迷いはなさそう。校名と選んだ県名からもわかるように昨年のあの高校の影がちらほら見えています。あとはどれだけ結果がついてくるか、いやその結果すら盗みに行く彼の野球方針に期待です。
選択地域:大分
昨年の神速フィーバーもそうですが、栄冠ナインでは毎回強地域に上がる大分県。昭和の大投手である稲尾の存在がそうですが、昨年の神速の原動力となった源田、守備型キャッチャーである甲斐(アプデ前はCだったのですが今年はキャッチャーDなのではステ以外のアドはない)、広島の若きエースである森下など多くの選手がいるため、実は選手層の厚みがあります。そして高校数も少ないため甲子園進出がやや優しめになる可能性が高いとも言えます。(もちろん強豪校に当たる確率は十分にありますが。)
Aグループ展望
新人監督2人を抱えており、対戦したことあるカードも初回大会5位決定戦の王立ヘルエスタ-横須賀流星のみのため、新鮮さを感じられる組み合わせに。それぞれ地域固定や固有のコンセプトを持つ3人の経験者の監督に対し、2人の新人監督はそれぞれの攻略セオリーや強い県を選択肢に持ちながら立ち向かう形に。
それぞれの最初の引き、進行度合いや成長度で十分に有利不利は変わるため、最後まで諦めないプレイに懸かっていると言えそうです。