【えーる】地域みんなで「いただきます」
8月21日、地元のこども食堂で冷やしうどんの配食があった。限定300食で振る舞われた冷やしうどんは、地元産の麺を使って作られた逸品だ。
肉と油揚げなどはよく見るものだが、そっと添えられた大葉がぴりっと刺激を与えてくれる。長雨でじっとりとした蒸し暑い気候の中、のど越し良い味は格別だ。
地域の子どもを中心に、保護者や高齢者なども含めて共に集い合える場所に、という思いを込めて「ふらっと食堂」と名付けられたこども食堂。
この日も「地域みんなで同じメニューのお昼ご飯」を食べて大家族になろう、という思いで提供された冷やしうどんを、同じメニューを食べている皆がいるのだろうと思っていると、なるほど確かに、みんなで同じものを食べているというのは、ついている卓は違っても、家族みたいなものなのかもしれないな、と思った。