見出し画像

わが家へ再びようこそ, "Shur Classic T Antique"🎸.


一度手放したけど、また弾きたくなっていたSuhrのClassic T Antique。

何年か前、ヤフオクで入手したのが、Suhe Classic T Antiqueだった。
もとは、YouTuberのRickeyさんがブラウンのShurのネックPUがハムバッカーのテレキャスタイプをメインで使用していて、欲しいと思ったのだった(下のYouTube動画参照)。


某有名バンドのギタリストがステージで使用していたというBlackのAntiqueをゲット

デジマートやメルカリ、ヤフオクをさがしていると、ヤフオクでBlackのモデルが。説明を見ると横浜方面にゆかりのある某有名バンドのギタリストが数々のステージで使用していたというものだった。私は「いいねっ!」という特徴的な決まり文句のボーカルの方の歌は好きだが、特にバンドやギタリストには興味はなかったが、運よくそのギターをゲット。到着したギターは、レリック加工と実際にステージで使用して付いたと思われる傷が混在した非常に貫禄のあるギターだった。
そしてネックPUを主に使用する私にはぴったりのギターだった。

最初に所有した時に撮影した全体写真


が、ギター探索の道のため別れの時が・・・

常に面白いギターをさがしている自分にとって、思うようにいかないギターは案外面白く、一方、常に安定して良い演奏ができるギターは、時にはつまらなくなってしまうもの。そんなわけで、私はこのSuhr Classic T Antiqueを親しくしている、ある関西の楽器店に売却した。
手放した後、なんか空虚な穴がぽっかり空いた感じがしたが、さんざギターを手放してきただけに、そんな気持ちも徐々に収まってきたが、たまに思い出し、結局似たような使用のギターを買ったが、やはりSuhr Classic T Antiqueに迫るギターはなかなかなかった。


ヤフーショッピングで見つけたSuhr Classic T Antique

そんなある日、見つけてしまったのだ。ヤフーショッピングでSuhrのギターを検索で探していたら、なんとネックPUにハムが使用されているギターが。まさか同じギターがとは思ったが、何せ私が手放した価格と比べるとかなり高い。しばらく「お気に入り」に入れていたのだが、値引きされる様子もなく、いつの間にか「お気に入り」からも削除していた。

日曜の深夜の運命的な出会い。

その日、1990年代にナイキジャパンの社長をしていたロン・ネルソン(ネリー)が、26年ぶりに来日し、当時の社員たちが80人くらい集まり再開を祝した。それはそれは楽しい時間だった。
帰宅後もまだ気持ちが高ぶり、なかなか寝られず、そういう時にやるのはデジマートのチェックと相場は決まっている。私はいくつかのサーチを登録しているので、そのうち期待はしていなかったけど、Suhrのギターを安い順にみていた。すると、あのSuhr Classic T Antiqueがタイムセールで激安に!
「マジか!」と私は独り言を言っていた。冷静さを取り戻し、ヤフーショッピングやその楽器チェーンのサイトも確認したうえで、デジマートでゲットしている1万円のクーポンを使用して買うのが一番安いことを確認した。こうしている間にも誰かが買う恐れはあったのだが・・・。


到着したギターはまさかの・・・。

購入した翌日の今日、さっそくギターが到着。開封したギターは元のレリック加工以外の傷などもありそうなギターで、以前自分が所有していたSuhr Classic T Antiqueとは違う感じがした。ざっと写真を撮影し、ギタースタンドにかけて何気なく見ると、2フレットに見たことのある点のような木目があった。「えっ!」と思い、昔の写真をみたら、ボディの傷のようなものの場所が似たところにある。そしてSDカードを取り出し、フォルダを探しまくり、ようやくシリアルナンバーの写真を見つけ、手元のギターと照らし合わせたところ、まさかの同じギターだった!

この木目が決め手でした


お帰り、わが家へ再び!

そして、アンプにつないで軽くサウンドチェックをすると、やはりネックのハムのサウンドの豊かさは変わらなかった。
よくぞ、また帰ってきてくれました。
興奮のあまり、このエピソードをLinkedInに投稿したら、海外のギター好きから、こんなコメントが。

”Welcome home! 🥰
I bet anyone has at least one piece of gear that should not have been sold... I know I do. 🙈”
誰にでも手放しちゃいけないギターが最低1本はあるものだよ
確かにそうだと思うのだった。
まあ自分のことだから、また別れの時が来るのだろうと頭の片隅に思いつつ、今は再会を心から喜びたい。

今日、到着後に撮影した写真

後日談(2024年9月)

その後、また私の気まぐれでこのギターをまた手放しました。よーく探すと楽器をたくさん扱っている中古販売店で、今日現在(2024.9.3)も販売しています。このお店は私のギターやエフェクターを良く高く買い取ってくださっており、今結構な数の私のギターが店頭を飾っています。
非常勤広報の職も辞して時間があるので、機会があれば車で行って見てみたい気もします。

久々の投稿でしたが、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!







この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?