オトナモード。
今日という日は二度とやって来ないのかもしれませんが、他愛のない午後です。
時間には限りがあるので大事にしたいところですが、どうにも他愛のない日なのです。
秋の空が高い理由。
社員食堂があるんです。
前日までに注文するスタイル。
それで会社の人が
「食堂に注文してたの忘れて、お弁当持ってきちゃったんです。ぶくおさん、ご飯の用意してなかったら食べてもらえませんか?食べないと嫁に怒られるんです。」
そんな話。
ご飯の注文忘れていたので助かるなあということ。
なんて素敵なタイミング。
お言葉に甘えて頂きますということ。
お昼の時間になって、彼のお弁当渡されてビックリ。
こっちなの?
もう一度言っておこう、こっちなの?
確かに食堂のほうとは言われなかったけれど、こっちだったのか。
僕の知らない間に、世界は大きく変化していたんだなあ。
世界のうねりに気がつかなかったんだなあ。
そんな感慨深い僕に会社の人が言うのです。
「うちの嫁が作ったお弁当は美味しくなさそうですか?」
そこじゃない。
思っていたのはそこじゃない。
秋の空が高い理由がわかったのです。
(まあまあ適当)
それで頂いたあとお弁当箱洗って返したところ、
「いつもお弁当箱洗わないのに。僕が食べてないのバレちゃうじゃないですか。」
と責められる。
そこでもない。
よく分からないけど、そこでもない。
そしてお弁当箱は洗ったら良いのにと思う。
秋の空が高い理由がわかったのです。
(とても適当)
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