一人暮らしを始め、大学生活に期待し、高校卒業後に変わった友達との関係とか、変わらず思い出せる言葉とか
さて、久しぶりの日記になってしまった。大学入学に伴い、アパートで一人暮らしを始めた。
夕食は野菜炒めを作り、若干歯ごたえの残り過ぎた玉ねぎを噛み、昨日多めに炊いた白米を食べた。
家族の帰った机でご飯を食べながら、とにかくご飯は大勢で食べた方がうめぇな、と思ったりした。
スマホで音楽を流していると、11月頃スマホに保存した、数IIのオンライン授業が流れ始めた。聞き覚えのある教師の声を聴きながら、ほんの少し前まで、私は受験生だったんだ、と思い返した。
洗剤などを買いにドラッグストアのある繁華街へ行ったが、街ゆく人は皆雑誌から出てきたようにお洒落で、私は、店の窓に映る自分を気にした。
強がりだが自己肯定感の低い私は、高校生の頃の親友に、毎日のように「貴方は顔が可愛いよ、ボーイッシュな服が似合うよ、話が面白いよ」と言われ続けたり、妹や先輩や部活の友達に「お前なら上手くやっていける」と言われたりすることによって、少しずつ自信を持てるようになったのだと、心から思う。
すごく卑屈だった頃は、周りの人のそういう言葉すら「口だけならなんとでも言えるさ」と斜に構えて受け取っていたが、素直に受け止めないのは、私に喜んでほしいと思っている相手にも悪い、と気付いてからは、相手の言葉を全部信じるようにした。
「貴方となら、卒業後もずっと仲良くいられる気がする」と言ってくれた親友は、彼氏に振られたなどで突然LINE自体を消してしまい、連絡をほとんど取らなくなった。どれだけ仲良かった人でも、時間が経つにつれて、何が真意だったのか見失って、怖くなってしまう。少し遠くなってしまったけど、私は今まであの子が言ってくれた全ての言葉を信じている。100%などはなから求めていないし、本物を見ようとしない人ほど、綺麗な理想を言える。
近い未来に出会う、新しい友達、新しい恋人、新しい先生、新しい関係、そんなものを考えてここ最近はずっと心臓が鳴っている。夜中にLINEの返信を待つような、緊張と期待と期待しすぎないように少しの諦めが混ざったような、変な高揚感だ。
全く新しい日常が欲しい…
眠れない夜に捧ぐ