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引っ越しとモノと私

なぜ今の住まいを手放すことにしたのか

最近、地震が多くなり、「今このアパートにいたら、家や土地に殺されるかもしれない」と強く感じるようになりました。そこで、もっと地盤が安定している場所に住みたいと思い、引っ越しを決意しました。

現在は東京の城南エリアに住んでいますが、できれば西側へ移動したいと考えました。特に中央線沿線なら住み心地も良さそうで、固定費も抑えられるのではないかと思ったのです。

今の住まいは非常に便利で、商店街やスーパー、薬局がすぐ近くにあり、住宅街のため夜も静かで快適です。私自身が城南で生まれ育ったこともあり、非常に居心地が良いと感じていました。

しかし、23区内はどうしても家賃が高く、固定費がかかるのが大きなネックでした。もともと出張が多かったため、交通の利便性を優先してこのエリアに住むことを選びましたが、今は休職中で、今後も出張の予定はありません。そうなると、「ここに住み続ける理由はないな」と思うようになったのです。


ミニマリスト流、引っ越し準備

引っ越しをするにあたり、まずは不要なものを手放しました。ベッドやちゃぶ台を処分したとき、真っ先に感じたのは「あぁ、やっとうちから無くなった」というスッキリした気持ちでした。

特にベッドを手放したことで、生活スペースが広がり、とても快適になりました。今はマットレスを床に直接敷いて寝ていますが、これが意外にも安心感をもたらしてくれました。地面と繋がっている感覚、ひいては地球と繋がっている感覚があり、リラックスできるのです(スピリチュアルっぽいですが)。

また、以前使っていたベッドは寝返りを打つたびにギシギシと音を立てていたため、それがストレスでした。さらに、背中でベッドのたわみを感じることに不安を抱いていたことに気づきました。そう考えると、手放して本当に良かったと思います。


住まい選びのポイントと内見での気づき

物件探しの際、不動産屋さんとは「どのエリアに住みたいのか」「どの駅が便利か」といった基本的な条件をすり合わせました。私の場合、フェレットを飼っているため、ペット可の物件であることも大きなポイントでした。

最終的に「このエリアに住みたい」と思ったのは、

  • 地盤が安定している

  • 低層階の住宅が多く、液状化や浸水のリスクが低い という理由からです。

しかし、内見の予約をして現地へ向かった際、すでに物件が埋まっていたことがありました。

そのときは「埋まったなら事前に連絡してほしかった!」という苛立ちと同時に、「あぁ、良かった。断らなくて済んだ」「実はこの場所に住みたくなかったのかも」とホッとする気持ちもありました。

内見のたびに、「自分が本当に望んでいる環境なのか」を確認することが大切だと感じました。


ミニマリスト視点での引っ越しのメリット

ものを減らすことで、引っ越しのハードルがぐっと下がりました。登山で荷物を軽量化するように、人生においても持ち物を減らすことで、より身軽に動けるようになるのです。

また、荷物が多いと、「これをどうするか」と考えることに頭のストレージが使われ、判断力が鈍ると感じます。逆に、ものを減らして手ぶらに近づけば近づくほど、スムーズに決断できるようになります。

住まい選びで重要視したのは、

  • 家賃:固定費を抑えたい

  • 治安:安心して暮らせる環境

  • アクセス:行きたい場所への移動手段

ものを減らしたことで、視界もスッキリし、掃除もしやすくなりました。その結果、気持ちまで軽くなったと実感しています。


引っ越しのコツとアドバイス

今回の引っ越しで学んだのは、「春の繁忙期が来る前に動き始めることが大事」ということです。当たり前ですよね…とほほ。

また、今住んでいる場所に「引っ越さないで」と足を引っ張られないよう、住まいに感謝しながら手放す心構えも必要だと思いました。

さらに、引っ越しには運気が上がる方角・下がる方角があるため、それを事前に調べておくのもおすすめです。

具体的な引っ越しのコツ

  1. 直感を信じる:「これだ!」と思う物件はすぐに内見し、即行動する。

  2. 白物家電はリース活用:冷蔵庫や洗濯機はリース可能。引っ越しコストを抑えられるうえ、処分の手間も省ける。

  3. 本当に必要なものだけを持つ:「どれも大事」と思っても、極端に言えば棺桶には何も持って入れない。必要最低限のものを選ぶ。


まとめ

今回の引っ越しを通じて、環境を変えることの大切さと、ものを減らすことのメリットを改めて実感しました。固定費を下げ、安全な場所で暮らすことは、長期的に見ても精神的な安定につながると思います。

これから引っ越しを考えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。


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