林 未香 Mika Hayashi

バース・ライフステージフォトグラファー/ ノンフィクション 写真作家 /  東京から山口県の田舎へUターンして4年経過。里山で暮らしています。

林 未香 Mika Hayashi

バース・ライフステージフォトグラファー/ ノンフィクション 写真作家 /  東京から山口県の田舎へUターンして4年経過。里山で暮らしています。

最近の記事

背伸び

‟背伸び”と言えばそうかもしれない… あるチャレンジの結果が分かり 圧倒的に自分に足りないものが分かった。     胸の奥からじわじわと 悔しい気持ちがこみあげてくる。     結果が悔しいんじゃない…    足りない自分が悔しいんだ。  背伸びだったとしても、 挑戦しなければ感じることのできないことがある。    結果は問題ではなく、全てはわたし自身。 …見えているようで、見えてない自分自身。     その自分を埋められるのも私でしかない。 2022.0

    • バレンタイン色

      島に沈む太陽を見送った後、   数分後に違う場所で うれしい再会。 太陽は再び ゆっくり海にしずみ 海をバレンタイン色に 染めていった。 Happy Valentine's Day 2022.02.14  

      • 自分の足元に…

        いつもは前を見て歩んでいるけれど、 時々、立ち止まらなきゃいけない時がくる。 偶然なのか、必然か…。   急ぎ足の毎日で 見過ごしてきたもの… ごちゃごちゃの日々に埋もれてしまったもの…  ずっと見えないふりをしてきたものも…。    あれを思い出せば次はこれ…と  芋づる式。    でも よくよく考えれば 全てはつながっていて その根っこは 自分の足元にあると気付く。    カメラ片手に ゆっくり散策したあの日 この落ち葉が目が留まったように…

        • 光のエネルギー

          随分前の投稿から、夕焼けの写真を見つけた。 光のエネルギーというタイトル。   …思い出した。 「写真は光の”エネルギー”」 量ではなく、エネルギーだと ある方からうかがった。   そう、光の量を意識するのではなく、 ここで浴びるエネルギーを意識する。 エネルギーを撮る。 感覚が研ぎ澄まされる。

          儚い瞬間(とき)

          なまえも顔も知らないあなたと 夕日を眺めた。  私たちは静かにシャッターを切り、 この瞬間(とき)を目に焼き付ける。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 日が沈む…。 目に焼き付けたはずの眩しい光が消え、 あなたとの 瞬間(とき)も儚く消える。    

          儚い瞬間(とき)

          イメージ という ”欲”

          天候、光、立ち位置、 イメージしていた写真…  ”自然” は そう簡単に 撮らせてはくれない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ イメージという ”欲”を手放す。 すると そこには新たな景色が…。 彼岸の夕日に照らされたお地蔵様。  …優しく微笑んでくれていた。 2021年9月26日 彼岸明け

          イメージ という ”欲”

          いつもと同じように…

          彼岸入りの今日、 般若寺「龍宮西門」 西の空に見える雲は 厚く広がっていた。 その雲の隙間から やさしく光が降りそそぐ…。 雲の上では空が青く澄み、 雲の下では 人々が 一日の終わりを迎えようとしていた。  ほんの一瞬だけ 太陽が顔をだしてくれた。   さっきまで想像しなかった眩しい光に、一瞬 戸惑う。 太陽はそんな私なんか 関係なく、光を放つ まるで何かのはじまりを感じさせるような力強さで…。 あぁ… 雲に隠れていても いなくても 私に観えていても いなくて

          いつもと同じように…

          森を泳ぐ

          静かな朝… 水面はいつものように その日の景色を写していた。     鯉はゆったりと森を泳ぎ   木々の枝葉は ゆらゆらと水に揺れる…    そんな不思議な景色に魅せられた朝だった。 2021年7月31日

          なめんなよ…

          …z ZZ   …zZZ     !!!     !     「なめんなよ!」ってか? 令和のなめ猫 ポーズが決まりすぎて、 後ろのフクロウたちは冷静すぎて、 …こわいじゃん(笑)。     お昼寝の邪魔をして しゃーせんでしたー!(笑) ・・・・・・・ たまにこんなのも投稿しちゃう♥

          写真の記憶

          記憶はとても はかなくて すぐに音もなく消えていく…。 今 見たものや 触れたもの、 心が感じた事さえも あっという間にわたしを通り過ぎ どこかへ行ってしまう…。   あの日 ふと目にとまった‟蓮”のつぼみ。 「開花したあなたを見たい…」 純粋にそう願った。   写真はあの日のことを覚えている。 出会った瞬間や 空気や湿度までも…。 そして わたしの心が あの日に還る。 2021年7月12日

          見上げたところに…

              ふと見上げたところに あなたはいた。 静かに、 ただ静かに 私を待っていた。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   迷いの霧の中 あなたは立っている。 上を目指し、 まっすぐに 立っている。 2021年6月8日    

          見上げたところに…

          気付きの花束

          あなたの存在を知り わたしが私であることを知る。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ わたしは私のために咲く。 でもいつか 誰かのためにも咲ける わたしでありたい。 2021年06月24日

          やめない…って決めた。

          それは突然の電話だった。  2017年4月のこと。 「みかちゃん、ばあちゃんいつどうなるか分からんくなったよ… 会える人に会わせてあげてくださいとお医者さんに言われたんよ。帰っておいで」と 母。  幼稚園・小学生の娘たちは社宅の友人にお願いし、1人で帰省することにした、カメラを持って。 ・・・・・・・・・・・・・ 5年前、祖父が他界したとき、夫は海外出張中。 下は1歳、小さな子ども達3人を連れ、新幹線に飛び乗った。        病室に入る。 あぁ… じいちゃん 

          やめない…って決めた。