なぜ生きるのか
私が一生懸命に考えて辿り着いた答えは、
「ただ生きる」
「ただただ与えられた命で人生を生きる」
だった。
なぜ生まれてきたのか、とか、
なぜ私は生きているのか、とか、
私の生き方は正しいのか、とか、
私がこの世界で生きる価値とは、とか。
自分がわからなくて、
全てがよくわからなくて、
未来とか見えなくて、
孤独を感じた。
"考える"ことができる私たちは、
色んなモノゴトに"意味"とか"価値"という"言葉"をつけて、それで物事を受けとって納得して、生きていたりする。
それが少し厄介で、人を悩ませる。
先人たちもみな同じように考えたらしい。
でも、ただ生きていたらいい。
楽しさや幸せを感じて生きても、
悲しさや辛さを感じて生きても、
必ずいつか死ぬことができるから。
他の動物、生物たちと一緒。
私たちもただ生まれてただ死んでいくだけ。
人生に1つだけ意味や価値があるのだとしたら、
それは「今ここにある命で生きようとすること」にあるのかもしれない。