R6.10/22 東都大学野球秋季リーグ戦
東農大
金井(東農大三) 1/L/174/75
◯球速帯
ストレート:131〜137km/h
◯メカニクス
低めのスリークウォーターから投球。回転、また体幹の屈曲不十分という感じ。
◯その他
特になし
丹羽(愛産大三河) 2/R/185/75
◯球速帯
ストレート:122〜134km/h
◯メカニクス
並進が遅く下肢で生むパワーが小さい。投球における運動連鎖でいうと、体幹より後の動作でボールに力を加える。
◯その他
特になし
上原(ウェルネス沖縄) 1/R/179/68
◯球速帯
ストレート:126〜133km/h
◯メカニクス
サイドスロー。コッキングで水平伸展、手関節背屈させるダランと投球側を後方に出しトップを作る。変化球で並進が緩む。
◯その他
特になし
岡部(聖望学園) 2/R/175/78
◯球速帯
ストレート:137〜141km/h
◯メカニクス
ノーワインドアップから投球。立脚後、加速して並進の速度を作っていく。
◯その他
スライダー(カットにしてはよく曲がる)がストレート-10km/h程で良い球速帯。
國學院大
當山(沖縄尚学) 3/L/171/73
◯球速帯
ストレート: 134〜143km/h
◯メカニクス
右手を1塁方向に突き出しながら並進。並進は等速で行い、接地からの強い回転でボールを叩く。
◯その他
特になし
南澤(天理) 2/R/189/93
◯球速帯
ストレート:138〜143km/h
◯メカニクス
コッキングでの腕の移動距離は短く、コンパクトにトップを作る。体幹、肩甲下筋、広背筋の強さを感じる。
◯その他
特になし
富田(鳴門) 2/L/178/81
◯球速帯
ストレート:.141〜145km/h
◯メカニクス
体幹の伸展が入らない並進ながら、接地から胸郭が開大し、上から叩きつけるリリースを可能にしている。
◯その他
角度の付いたストレートと同様のアングルから投じるチェンジアップはマネーピッチだと感じた。
亜細亜大
北嶋(駒大苫小牧) 4/R/174/78
◯球速帯
ストレート:140〜146km/h
◯メカニクス
前回同様。しかし前回よりは肩の内旋が弱い気がする。またフォーク系の落ちも小さい印象。
◯その他
特になし
安井(八王子) 2/L/177/75
◯球速帯
ストレート:120〜126km/h
◯メカニクス
左アンダースロー。少し高めのリリースで回内回外で速度を出すよりも、より出所の低さを求めて下から吹き上げるようなリリース。
◯その他
特になし
齋藤(武庫之荘総合) 3/R/182/84
◯球速帯
ストレート143〜146km/h
◯メカニクス
前回観た時よりは並進の速さ、強さはあったように感じる。ヒップヒンジへの意識も垣間見えた。それにより変化球も少し速くなっている様に感じる。
◯その他
特になし
日大
榎谷(山梨学院) 2/R/180/80
◯球速帯
ストレート:135〜139km/h
◯メカニクス
ロスが無く速い並進から投球。接地からリリースまでも速く球速以上のスピードに感じ、打者も差し込まれる。
◯その他
特になし
坂尾(龍谷大平安) 4/L/161/60
◯球速帯
ストレート:131〜134km/h
◯メカニクス
胸椎の伸展に伴う諸所の動きを伴って、角度のあるボールを投げる。春観たときと、眺める位置が変わったので、動作の見え方も異なっていると思うが、リリースアングルは高め。
◯その他
特になし
菅澤(中京) 1/L/180/80
◯球速帯
ストレート:134〜137km/h
◯メカニクス
立脚からガシャっと膝を崩し並進。股関節の屈曲や重心高が下がる事によって、膝の屈曲が引き出されているわけではなく、折っている感じ。それによって動作の振り幅が大きく、コマンドが低い。アングルは、腕が振り回されて出てきており少し低い。上肢が慣性モーメントをやや扱えていない印象。
◯その他
1年生なので今後に期待。北関東の社会人野球で頑張っている先輩左腕の様になって欲しい。
山内(習志野) 4/L/170/82
◯球速帯
ストレート:135〜142km/h
◯メカニクス
等速的な並進から投球。より出力を上げるには並進にテンポの強弱が必要と感じる。
◯その他
特になし
中央大
今村(関東一) 4/L/180/80
◯球速帯
ストレート:138〜142km/h
◯メカニクス
春はセットからだったが、ノーワインドアップの様に変わっている。
◯その他
特になし
岩城(富山商) 3/L/180/88
◯球速帯
ストレート:〜143〜147km/h
◯メカニクス
右手を振り上げて体幹の傾斜を作り、投げ下ろしてくる。春と比べて、粗大動作は特に変わっていない印象。今日の方がスピードは出ていた。
◯その他
特になし
青山学院大
中西(智弁和歌山) 3/R/182/90
◯球速帯
◯メカニクス
今日で拝見するのは3回目だが、初回以外は割と外から巻かずに肩内旋がしっかり入っているかなと感じる。ただ、強いボールを投げられるコースは限られていてホームべースの1塁側、もしくは真ん中高めのゾーンあれば、引っ掛けて強くいける。逆に言うと外旋の時間が長いため、引っ掛けないと強く行けないので真ん中低めや3塁側はボールが弱い。そのため、そちらのゾーンはスライダー/カットで誤魔化している様に感じる。並進の仕方等でも変わってくるとは思うが、そういう意味でコントロールは良いとは感じない。
◯その他
大学の先発としては破格で東都1部でも勝てると思うのだが現時点で上のステージでの姿があまり見えてこない。実績と経歴鑑みて、確実に次のステージに進む素材だとは思うのだが。
鈴木(東海大菅生) 2/R/187/79
◯球速帯
ストレート:138〜145km/h
◯メカニクス
体幹の前傾は素晴らしい。三振が欲しい場面で出てきて三振を取る。
◯その他
他の試合ではもっとスピード出てるのに、観に来た試合は出力が低くて悲しい。
試合雑感
亜細亜の前嶋捕手(2.横浜隼人)の肩がエグい。あんな低いセカンドスロー生で初めて観た。中央大のブラスバンドを聴きに来てるまである。
注釈
※あくまでも肉眼で確認した投手のみを、完全な主観によって判断しています。
※球速帯はスコアボードに映し出された球速表示を自分が確認した範囲での数値です。
※投手のプロフィールは、"名前(出身校) 学年/投球側/身長/体重"で表しています。
※投手のプロフィールは東都大学野球連盟HP選手名鑑から引用。
http://www.tohto-bbl.com/player/index.shtml
※主観であり、雑感です。