R6.10/1東都大学野球秋季リーグ戦
亜細亜大学
北嶋(駒大苫小牧) 4/R/174/78
◯球速帯
ストレート:Max150km/h
変化球:130km/h前後
◯メカニクス
春よりも若干アングルが下がっている。春よりは変化球主体の投球である事も関係あるかもしれない。春の印象は、なりきれてないパワーピッチという感じだったが、この日見た印象として球の速い技巧派というのが彼の完成系かもしれないと感じた。正に別の投手になった。また、クイックでも出力が落ちないのは流石名門という所。また、ベースの1塁側、特に左打者へのインロー真っ直ぐを投じる際に巻くリリースになっており、真っスラ気味に見え、垂れる。まだ体幹以下の角度で調整が出来ていないため、コースによって球の強さが異なる。
◯その他
特になし。
齋藤(武庫荘総合) 3/R/182/84
◯球速帯
ストレート:Max145km/h
◯メカニクス
並進時に右下腿の角度は作れているが、股関節の外転外旋が引き出せておらず、下肢3関節の伸展を使う事は出来ていないため、強い並進は行えていない。
◯その他
特になし
中央大学
山口(上田西) 3/L/175/74
◯球速帯
ストレート:138km/h
変化球:115km/h前後、127km/h前後
◯メカニクス
僅かに股関節膝関節を屈曲させたセットから重心の上下動の少ない並進運動。チェンジアップ系かフォーク系か判別付かないが腕の振りが良いため、空振りが取れていた。並進時に左膝が割れる。
◯その他
出力が+10km/hであれば面白い。
三奈木(浦和学院) 3/R/178/82
◯球速帯
ストレート:Max147km/h
◯メカニクス
相変わらずのオールクイック。変化の時に若干の間が生まれる。ストレートが今まで生で見た投手の中で1番ストレートしてる。またイニングを重ねる毎にクイックが遅くなっているので、先発として経験を積んで投手としての幅を引き出して欲しい。
◯その他
特になし
岩城(富山商業) 3/L/180/88
◯球速帯
ストレート:Max145km/h
◯メカニクス
春よりはパフォーマンスの最大値に近かったのか、最大値が上がったのか。並進の速度が上がり、パワーピッチが出来ていたように感じた。
◯その他
特になし
東京農業大学
岡部(聖望学園) 2/R/175/78
◯球速帯
ストレート:140km/h
変化球:120km/h前後
◯メカニクス
立脚時にグローブも顔よりも高く上げ、重心高を持ち上げて位置エネルギーを作る。
◯その他
とくになし
青山学院大学
中西(智弁和歌山) 3/R/182/90
◯球速帯
ストレート:Max144km/h
◯メカニクス
春も見たが、雨が降っているので2階席から。並進(ワインドアップ〜コッキング)での左肩甲骨を外転、肩内旋させる事で壁を作るように体重移動する。左半身は動作半径小さいが右半身はある程度の水平伸展を行いながらのトップなので、マッチしていない事でロスが生じている様に感じる。リリース〜フォロースルーで左肩甲骨を内転させず身体の前で止めるか、右打者側にグローブを出すかした方が、加速期〜リリースで両鎖骨が揃うはず。
◯その他
特になし。
試合雑感
春見た投手もチラホラ。当たり前だけどパフォーマンスは乱数幅があったり、変化するもの。諸事情により2試合目途中でドロン。
注釈
※あくまでも肉眼で確認した投手のみを、完全な主観によって判断しています。
※球速帯はスコアボードに映し出された球速表示を自分が確認した範囲での数値です。
※投手のプロフィールは、"名前(出身校) 学年/投球側/身長/体重"で表しています。
※投手のプロフィールは東都大学野球連盟HP選手名鑑から引用。
※主観であり、雑感です。