見出し画像

天皇賞(秋)の調教傾向と考察について

先週は、幸先よく土曜日の富士Sの単勝と馬連を的中するも、菊花賞はコスモキュランダを本命にして惨敗…。栄光の競馬道のメタバースでアーバンシックを激押ししながら、本命を替えることを躊躇ってハズレとさっぱりでした😞
今週の天皇賞(秋)はしっかり当てて巻き返したいところです。

それでは、過去6年の好走馬の調教傾向を見てみましょう。

①3着以内に好走した馬は調教本数を標準以上追われた馬が18頭中16頭と多かった。調教本数が少なかった馬は最終追い切りがW最速に該当していたか、坂路単一調教の馬だった。
②3着以内に好走した馬の調教タイプは併用調教の馬が18頭中14頭と多く、次いでトラック調教の馬が3頭、坂路単一調教は1頭のみだった。
③3着以内に好走した馬の最終追い切りは、18頭中16頭の馬が上がり1ハロン最速(W最速)を出していた。ただし逃げ馬は上がり1ハロン最速で無くても好走していた。また坂路単一調教だったサングレーザーは0.1秒W最速に届かなかった馬だった。
④勝馬の調教タイプは併用調教の馬が6頭中5頭と最も多く、トラック単一調教の馬が1頭だった。また調教本数は全て標準よりも多い馬だった。

ということで、天皇賞(秋)で好走する馬の調教タイプは、調教本数が標準以上の併用調教ということになります。

今回の出走馬の中で、この傾向に当てはまる馬を挙げると

ベラジオオペラ(乗り込み併用)
ステラヴェローチェ(乗り込み併用)
タスティエーラ(乗り込み併用)
ノースブリッジ(乗り込み併用トラック主体)
ソールオリエンス(乗り込み併用トラック主体)
ドウデュース(乗り込み併用トラック主体)
ダノンベルーガ(乗り込み併用)
ジャスティンパレス(多め併用坂路主体)
リバティアイランド(乗り込み併用)
レーベンスティール(乗り込み併用トラック主体)

の10頭となりました。
そのため、併用調教で無いマテンロウスカイ(標準坂路)、キングズパレス(多めトラック)、ホウオウビスケッツ(多めトラック)、シルトホルン(標準トラック)、ニシノレヴナント(少なめトラック)の5頭は消しとします。

天皇賞(秋)は、基本的にGⅠから直行してくる馬が強いレースで、次いで前哨戦のGⅡで好走(1着~2着がベスト、最低でも3着)してきた馬が好走するという感じです。

まずGⅠ直行組を挙げると

ベラジオオペラ(宝塚記念3着)
タスティエーラ(天皇賞春7着)
ソールオリエンス(宝塚記念2着)
ドウデュース(宝塚記念6着)
ダノンベルーガ(ドバイターフ3着)
ジャスティンパレス(宝塚記念10着)
リバティアイランド(ドバイシーマC3着)

次いでGⅡ組は、

ステラヴェローチェ(オールカマー6着)
ノースブリッジ(札幌記念1着)
レーベンスティール(オールカマー1着)

このGⅡ組で過去に好走した馬は、スピルバーグを除いて全て既にGⅠを勝ったことのある馬でした。スピルバーグにしても、東京成績5-1-1-1とダービー以外は全て3着以内の成績を残していました。

そこで、今回のGⅡ組のステラヴェローチェ、ノースブリッジ、レーベンスティールの3頭は消しとしようと思っていましたが、先週までの地力が問われるフラットだった馬場ではなく、土曜日の東京芝は内有利な馬場傾向となっていました。そのため、地力が問われる馬場だった前走の札幌記念を勝利し、内よりの5番枠に入り、良いポジションで先行するであろうノースブリッジは残します。

残った8頭の中から本命はソールオリエンスにします。
ソールオリエンスは、1週前追い切りで素晴らしい動きを見せてくれました。宝塚記念以来の休み明けですが、しっかり調教を詰めていることから力を発揮できる仕上がりに見えます。弱い4歳世代と言われていますが、ここでキッチリと世代交代を果たしてほしいものです。

対抗はノースブリッジとします。
札幌記念ではGⅠ馬3頭を負かしての勝利。内有利な馬場となったことで、今までの天皇賞(秋)とは違う結果がでても全くおかしくないと考えています。

ドウデュースは、強い馬ということは間違いないのですが、調教で速い時計を出していない期間があるため、思い切って消しとします。
また、ジャスティンパレスも今までの調教過程と違って坂路中心の調整となっており、違和感が拭い切れないこともあり、消しとします。

あとは、ベラジオオペラを短穴とし、牝馬三冠馬のリバティアイランド、建て直されてきたタスティエーラ、ダノンベルーガを押さえます。

いいなと思ったら応援しよう!