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シンザン記念(中京)の調教傾向と考察について

日曜日のフェアリーSは、穴を狙ってルージュミレネールから買って撃沈‥。
フラットな馬場で穴狙いは無謀ですね。
それにしても、勝馬のエリカエクスプレスは、強かったですね。今回の出走馬は1勝馬が中心だったので、次走が試金石といったところでしょうか。

さて、今日のシンザン記念は中京競馬場で行われます。中京競馬場の馬場は内有利な馬場ですので、内枠でしっかりポジションが取れる馬が有利となるでしょうね。

それでは何時ものようにシンザン記念の過去の調教傾向を見ていきたいと思いますが、2021年〜2023の3年間しか該当する年がありませんでしたので、このシンザン記念のデータを参考に検討していきたいと思います。

①3着以内に好走した馬の調教本数は標準以上の馬が9頭中7頭と多く、調教本数が少ない馬は2頭だった。調教本数が少ない馬の最終追い切りはW最速に該当していた。
②3着以内に好走した馬の調教タイプは併用調教の馬が9頭中4頭を占め、次いで坂路単一調教の馬が3頭、トラック調教の馬は2頭だった。
③3着以内に好走した馬の最終追い切りは、トラックでも坂路でも良いが、全て上り1ハロン最速を出していた馬だった。
④勝馬は併用調教、坂路単一調教、トラック単一調教の馬が各1頭ずつであり、本数は少なめ~標準の馬だった。

シンザン記念のデータだけでは少ないので、同じ舞台で行われる中京記念の過去6年の傾向も見ていきましょう。

①過去6年で3着以内に好走した馬の調教タイプは、18頭中8頭ずつが併用調教と坂路単一調教となっており、トラック単一調教の馬は2頭だった。
②過去6年で3着以内に好走した馬の調教本数は、18頭中13頭が標準以上であり、標準未満の馬は5頭だった。
③最終追い切りが栗東坂路だった馬で、4ハロン52秒台か、2ハロン24秒台を出している馬が好走する傾向にあり、勝馬3頭、2着馬1頭を輩出し、6年の内4年で好走している。
④最終追い切りが南Wだった馬は4ハロン51秒台を出している馬で、そうでない馬は上がり1ハロン最速の馬が好走している。
⑤上記に該当していない場合は、最終追い切りで上がり1ハロン最速を出していることが望ましい。

シンザン記念と中京記念の傾向から好走する馬の調教を考えると、調教本数が標準以上の併用調教か坂路単一調教の馬が好走するレースと言えそうです。

この条件に合致する馬が多いので条件に合わない馬を挙げると

メイショウツヨキ(少なめトラック)
ラージギャラリー(少なめ併用坂路主体)

の2頭でした。
そのため、メイショウツヨキとラージギャラリーを消しとします。

次に最終追い切りで上がり1ハロン最速を出していなかった馬は、栗東坂路であれば4ハロン52秒台か、2ハロン24秒台を出している馬か美Wであれば4ハロン51秒台を出している馬でした。
この条件に合致しない馬は、タイセイカレントとウォーターガーベラの2頭でした。タイセイカレントは重賞での好走歴もありますが、人気でもありますし思い切って2頭とも消しとします。

本命は、マイネルチケットとします。
マイネルチケットは、2走続けて重賞で好走していますし、内有利な馬場に最適な1枠1番をゲットしました。好位でレースできる脚質も良いですし、1週前追い切りでは坂路で51.8-37.6-24.0-11.7と自己ベストとなる時計を出してきました。最終追い切りは馬なりの調整程度の内容でしたが、上がり1ハロン最速でW最速に該当しました。
ここは、しっかり勝ち切って前2走の悔しさを晴らして欲しいものです。

対抗は、リラエンブレムとしました。
前走のレベルは未知数もフラットな馬場で楽勝してきたのは間違いないのと、内枠に入ったこともプラスと判断しました。

短穴はジーティーマンとしました。
東京スポーツ杯は、キレ負けして0.9秒差の6着でしたが、好位で競馬ができる脚質はここでもいい方向に出ると思います。

あとは、騎手変更がプラスに出そうなアクルクス、外枠も前走が1,200㍍だったことで前目につけれそうなアーリントンロウ、坂路の好走時計に該当するゴールデンカイト、美Wの好走時計に該当したレーヴブリリアント、前走で人気を裏切ったもののまだ見限れないアルテヴェローチェを相手に加えようと思います。

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