神戸新聞杯の調教傾向と考察について
先週の三日間開催最終日のセントライト記念は、穴をねらいすぎてルカランフィーストを本命にしたものの、惨敗と良いところがありませんでした。とはいえ、前日のクイーンズウォークの単勝が当たったおかげでプラスで終わることができました。それにしても、セントライト記念は対抗、短穴に指名した馬で決着と、さすがに皐月賞上位組が強かったという印象ですし、ルカランフィーストは少しパドックで細く見えたので、デキもいまいちだったのかなという印象です。
冷静な判断ができていなかったと反省しています。
今週は神戸新聞杯だけを予想するつもりで、オールカマーは気が向いたら買おうと考えています。
それでは神戸新聞杯(中京開催)の過去の好走馬の調教タイプを見ていきたいと思います。
①3着以内に好走した馬はドリームパスポートを除き調教本数が標準以上だった。
②3着以内に好走した馬の調教タイプは、併用調教が12頭中9頭、トラック単一調教が2頭、坂路単一調教が1頭だった。
③勝馬の調教タイプは併用調教が3頭、トラック単一調教が1頭だった。また最終追い切りの場所が坂路だった馬は上がり最速で無くても勝利しているが、4ハロン51秒台より速い時計を出していた。ただし最終追い切りを坂路で追われた馬は2ハロン24秒台より速い時計を出していれば好走していた。
ということで、中京開催で行われた神戸新聞杯は、調教本数が標準以上で併用調教の馬が好走する傾向にあるようです。
それでは、今回の出走馬の調教を見ていきましょう。
ジューンテイク(少なめ併用坂路主体)
バッテレイト(標準併用坂路主体)
ゴージョニゴー(多め併用トラック主体)
オールセインツ(乗り込みトラック)
メリオーレム(多めトラック)
ヴィレム(少なめ併用)
ヤマニンステラータ(多め併用)
トラストボス(標準併用坂路主体)
ミスタージーティー(少なめ併用)
ショウナンラプンタ(乗り込み坂路)
ウエストナウ(標準併用)
インテグレイト(乗り込みトラック)
ビサンチンドリーム(標準併用坂路主体)
メイショウタバル(乗り込みトラック)
過去の傾向から調教本数が少ない馬はドリームパスポートしか好走していないことから、ここは調教本数が標準未満のジューンテイク、ヴィレム、ミスタージーティーの3頭を消しとします。
残った馬は次の11頭となりました。
バッテレイト(標準併用坂路主体)
ゴージョニゴー(多め併用トラック主体)
オールセインツ(乗り込みトラック)
メリオーレム(多めトラック)
ヤマニンステラータ(多め併用)
トラストボス(標準併用坂路主体)
ショウナンラプンタ(乗り込み坂路)
ウエストナウ(標準併用)
インテグレイト(乗り込みトラック)
ビサンチンドリーム(標準併用坂路主体)
メイショウタバル(乗り込みトラック)
この中で過去に1回しか馬券となっていない坂路単一調教の馬を挙げるとショウナンラプンタとなります。ショウナンラプンタは最終追い切りがW最速に該当していますが、4ハロン56.1秒、2ハロン25.9秒と過去の好走馬の傾向と違っています。そのため、ショウナンラプンタを消しとします。
次に最も好走馬が多い併用調教の馬たちを見ていきましょう。
バッテレイト(標準併用坂路主体)
ゴージョニゴー(多め併用トラック主体)
ヤマニンステラータ(多め併用)
トラストボス(標準併用坂路主体)
ウエストナウ(標準併用)
ビサンチンドリーム(標準併用坂路主体)
標準の本数で好走した馬は、コントレイル唯1頭で、大半は標準より多い本数を乗られていた馬でした。そこでここは思い切って標準の本数を追われていたバッテレイト、トラストボス、ウエストナウ、ビサンチンドリームの4頭を消しとします。
これで併用調教の馬で残ったのは、ゴージョニゴーとヤマニンステラータの2頭となりました。
最後に過去に2頭の好走馬(勝馬含む)がいるトラック単一調教の馬を見ていきましょう。
トラック単一調教だった馬は、
オールセインツ(乗り込みトラック)
メリオーレム(多めトラック)
インテグレイト(乗り込みトラック)
メイショウタバル(乗り込みトラック)
の4頭でした。
トラック単一調教の馬で過去に好走した馬を見てみると、最終追い切りがW最速に該当おり、この4頭は全て最終追い切りがW最速に該当していました。
そのため、この4頭は残します。
本命はメリオーレムにします。
メリオーレムの前走は、地力が問われる馬場で、2着馬に0.7秒差をつけて圧勝しました。今回の出走馬に3歳限定の重賞を勝った馬や3着以内に好走した馬がいますが、古馬と対戦して勝利した馬は少ない状況です。特に1勝クラスを僅差で勝った程度では、ここでは好走できないと考えています。
メリオーレムが父のシュヴァルクランに初の重賞勝利を届けることを期待します。
対抗はインテグレイトとします。
1勝クラスを2着馬に0.5秒差をつけて勝ち上がり、1勝クラスでとどまる実力ではないことを証明していますし、調教を見ても跳びが大きく、是非菊花賞で見てみたい馬です。ここは、菊花賞の権利を取って貰いたいという応援の意味も込めて対抗としました。
あとは残っている馬の、ゴージョニゴーとヤマニンステラータ、オールセインツ、メイショウタバルを押さえたいと思います。
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