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中山金杯の調教傾向と考察について

昨年末は、有馬記念をベラジオオペラ、ホープフルSをジェットマグナムでハズし、失速したような終わり方となりました😢
そうそう上手くいくはずもないのですが、ちょっと痛い終わり方でした。

さて、今週から2025年の中央競馬が始まります。一発目の金杯を当てて、勢いをつけたいものです。

さてそれでは、早速ではありますが、中山金杯の過去6年の好走馬の調教傾向を見ていきましょう。

①過去6年の勝馬は、ウインブライトを除いて標準以上の本数で併用調教の馬だった。
②過去6年の勝馬の最終追い切りは、追い切り場所に関係なく上がり1ハロン最速(4頭はW最速)の馬だった。
③過去6年で3着以内に好走した馬は併用調教の馬が18頭中13頭と大半を占め、トラック調教の馬が4頭、坂路単一調教の馬が2頭だった。
④過去6年で3着以内に好走した馬は、ウインイクシードとマイネルクリソーラの2頭を除いて最終追い切りで上り1ハロン最速だった。またその2頭は美Wで追われた馬だった。

ということで、勝馬の傾向を見ての通りで、調教本数が標準以上の併用調教の馬で最終追い切りで上がり1ハロン最速(ベストはW最速)の馬が好走するレースと言えそうです。

今回の出走馬の中で、調教本数が標準以上で併用調教、さらに最終追い切りが上がり1ハロン最速だった馬を挙げると、

ラーグルフ(乗り込み併用)上がり1ハロン最速
ジェイパームス(乗り込み併用)W最速
マイネルモーント(乗り込み併用)上がり1ハロン最速
エアファンディタ(多め併用坂路主体)W最速
セイウンプラチナ(乗り込み併用トラック主体)上がり1ハロン最速
ディオスバリエンテ(乗り込み併用)上がり1ハロン最速
リカンカブール(乗り込み併用)上がり1ハロン最速
ボーンディスウェイ(多め併用)上がり1ハロン最速
シンリョクカ(標準併用)上がり1ハロン最速

と上記の9頭が該当しました。

この9頭のうち、ジェイパームスとマイネルモーント、セイウンプラチナは、3勝クラスを馬場傾向に合ったレースをして勝ち上がっており、オープンに昇格後はまともな勝負ができていません。そのため、この3頭は消しとします。

本命はボーンディスウェイとします。
調教では2週続けて美Wコースで82秒台を出しており、上がり1ハロンも11秒台半ばとまずまずのキレを見せています。
前走は、地力が問われるフラットな馬場で、2着馬に0.3秒の差をつけて勝利しており、ここは初重賞勝利を期待したいと思います。

対抗は、リカンカブールとしました。
最終追い切りで坂路4ハロン51.5秒と自己ベストを1.0秒更新してきました。ハンデは58㌔と楽ではありませんが、馬場傾向に合った競馬をしたとはいえ、昨年の中山金杯を勝ち、オールカマーで3着という成績は本格化してきたといえます。

短穴はシンリョクカとしました。
エリザベス女王杯では、4着と馬券圏内をあと少しで逃してしまいましたが、新潟記念を勝ちGⅠでも好走できたことは、力をつけてきたことを示していると思います。調教も動いていますし、ここでも勝負になると思います。

後は残ったラーグルフ、エアファンディタ、ディオスバリエンテを加えますが、最後に過去に穴を出している調教タイプが少なめトラックのギャラクシーナイトを加えたいと思います。

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