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弥生賞の調教傾向と考察について

先週は、内有利な馬場と認識していながら、差し馬を中心に買ってしまい、全くダメダメな結果となりました。
やっぱり、内有利な馬場のときは先行できて内側のポジションを取れる馬を買わないとダメですね。
反省です😥
さて、今週の馬場はどうかということですが、土曜日に弥生賞と同じ中山の内回りで行われたレースは、9Rの潮来特別だけでした。明日は6Rに同じ中山2000㍍(内回り)のレースがあるので、そのレースを確認してからの方が良いと思いますが、土曜日の潮来特別を見る限りでは内有利(やや内有利)という感じでした。
理由としては、勝ったキントリヒは人気こそありませんでしたが、近走で強い競馬をしていましたし、3着のアームブランシュは、昨年の弥生賞で4着した実力の持ち主でした。他の2着(5番人気)、4着(4番人気)、5着(9番人気)の馬は、最内を回っての好走だったので、内有利(かやや内有利)で考えたいと思います。

それでは、過去6年の弥生賞好走馬の調教傾向は、次のとおりです。

①過去6年の勝馬は、標準以上の併用調教馬が5頭、少なめのトラック単一調教が1頭だった。
②勝馬の最終追い切りの場所はトラックが圧倒的に多く5頭、坂路が1頭だった。またトラックで最終追い切りをした場合は上がり1ハロン最速を出していた。坂路で最終追い切りをした馬も上がり1ハロン最速か、そうでなければ、調教本数が多く4ハロン51秒台を出していた馬だった。
③3着以内に好走した馬は併用調教の馬が17頭、トラック単一調教が1頭だった。
④3着以内に好走した馬は、アスクビクターモアを除いて標準以上の調教本数であり、少なかったアスクビクターモアは最終追い切りがW最速(上がり1ハロン最速)に該当していた。また最終追い切りが坂路だった2頭はW最速に該当しているか、坂路で4ハロン51秒台より速い時計を出していた。最終追い切りをトラックで追われた馬で上がり1ハロン最速でなかった馬は、6ハロン82秒台か5ハロン65秒台を出していた。

ということで、弥生賞で好走する調教タイプは、併用調教という事になります。しかし、今回の出走馬を見てみると11頭中9頭が併用調教でした。残りの2頭は、トラック単一調教でした。
詳細は次の調教過程の表をご覧ください。

さて本来であれば、併用調教馬から買う馬を選ぶべきだと思いますが、本命はトラック単一調教馬から選びたいと思います。今回、トラック単一調教に該当した馬は

【トラック単一調教馬】
アドミラルシップ(多めトラック)
エコロレイズ(少なめトラック)

の2頭となります。

アドミラルシップは前々走のホープフルSで0.5秒差の4着と好走しましたが、前走のゆりかもめ賞で外を回した距離ロスが響いたといえ、1.0秒差の大敗となりました。もう少し走れる馬だと思いますし最終追い切りで無理をしなかった内容に不満を感じますが、今回は押さえまでとします。
そのため、本命はエコロレイズとします。
土曜日夜の時点で、最低人気と全く人気がありませんが、エコロレイズの前走を勝ったファビュラススターが4番人気という中で2着だったコスモキュランダ、4着のエコロレイズは全く人気がありません。ファビュラススターが勝ったこのレースは内有利な馬場であり、コスモキュランダとの着差は着差は字面どおりで良いですが、終始外外を回った距離ロスを考えれば、エコロレイズとの着差は実際の着差よりも詰まります。ましてや今回は、内有利な馬場という状況で、エコロレイズは内めの4番枠で、ファビュラススターは7枠となりました。エコロレイズが内でじっと我慢して、直線で外に出すような競馬をすれば逆転は可能と考えます。

対抗にはシンエンペラーを推します。前走後は放牧に出された後に、帰厩してからは乗り込み入念で、矢作厩舎としては、しっかり取り込まれてきました。最終追い切りの動きも良く、力が出せる仕上がりです。

単穴はダノンエアズロックとします。
アイビーSで負かしたホウオウプロサンゲがアイビーS以降の成績がイマイチなので、素質を認めるものの、勝つか惨敗かという結果も考えて単穴としました。

あとは、内めの枠に入ったシュバルツクーゲル、前走が鮮やかだったトロヴァトーレを相手に加えます。




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