アルゼンチン共和国杯の調教傾向と考察について
先週は全く良いところが無く、アルテミスS、天皇賞(秋)と連敗しました。
なんとなく自信が無かったのですが、結果を見ればそれも当然という感じでしたね😢
今週は4重賞ありますが、アルゼンチン共和国杯を予想しようと考えています。
それでは、いつものようにアルゼンチン共和国杯の過去6年の好走馬の調教傾向は次の通りです。
①3着以内に好走した馬は、調教の本数が標準以上の馬が19頭中15頭を占めていた。また調教本数が少ない馬は併用調教かトラック単一調教の馬が好走していた。
②3着以内に好走した馬の調教タイプは、併用調教の馬が19頭中15頭を占めていた。次いでトラック調教の馬と坂路単一調教の馬が2頭ずつだった。
③勝馬は、調教本数を多く追われた馬が6頭中5頭と多く、唯一調教本数が少なかったパフォーマプロミスは最終追い切りでCW6ハロン80秒台を切る時計を出していた。
④最終追い切りの場所が坂路だった馬は、上がり1ハロン最速で無くても好走しているが、トラック(CW・南W)の場合は、上がり1ハロン最速を出していた馬が12頭中10頭だった。
ということでアルゼンチン共和国杯で好走する馬の調教は、調教本数が標準以上の併用調教ということになります。
今回の出走馬の中でこの条件に合致する馬は、
ミクソロジー(多め併用坂路主体)
メイショウブレゲ(多め併用坂路主体)
クロミナンス(乗り込み併用)
ラーグルフ(標準併用)
マイネルウィルトス(標準併用)
ジャンカズマ(標準併用坂路主体)
アドマイヤハレー(多め併用)
サヴォーナ(多め併用)
セレシオン(乗り込み併用)
アドマイヤビルゴ(多め併用)
上記10頭となりました。
ミクソロジーは、1年半の休み明けを走って叩き2走目ですが、調教の動きを見ているとまだ物足りない感じがしまするので消しとします。
メイショウブレゲは、前走の京都大賞典で11番人気ながら馬場にあった競馬をして三連単14197.2倍の馬券の片棒を担ぎました。しかし、メイショウブレゲは東京よりは京都に良績を残しており、今回のコースでは厳しいと考えていますので、消しとします。
ジャンカズマは、中29週という半年以上の休み明けで、今回の本数は標準であり、全体的に調教の時計も速くないことから、厳しいと見て消しとします。
アドマイヤビルゴは、前走の札幌日経オープンで馬場傾向に合った競馬をしながらも8着に惨敗しています。ハンデが60㌔という酷量でしたが、それにしても敗けすぎの感がありますので、消しとします。
残った馬は、クロミナンス、ラーグルフ、マイネルウィルトス、アドマイヤハレー、サヴォーナ、セレシオンの6頭となりました。
本命はサヴォーナとします。
サヴォーナは、前々走、前走と距離ロスの大きい競馬をしながら4着でしたので距離ロスを考えれば、2レースとも勝っていたはずなので、全く悲観する内容ではありませんでした。前走と今回の調教過程を比べると明らかに今回のほうが強い負荷をかけられているので、良いポジションが取れるようなら久しぶりの勝利も十分あると考えています。
対抗はアドマイヤハレーとします。
調教では首をグッと下げて走っていましたし、人気薄のサンスポ調教S評価馬ということもあり、買ってみたい馬となりました。もちろん、前走の内容からは強く推せませんが、前走後は筋肉痛で休ませたということですし、最終追い切りで自己ベストを更新しているように状態が上がってきていることに期待です。
【サンスポ調教S評価馬の成績】
2020年の7月のシリウスS~2024年天皇賞(秋)までの成績となります。
6番人気以上の馬(以下が正しいのかもしれませんが、ここでは6番人気より人気のない馬)の単回値が通算で140.3%、複回値が78.6%となっており、2024年のみで見ると単回値276.1%、複回値191.7%とデキ過ぎくらいの成績となっています。先週の天皇賞(秋)ではタスティエーラが9番人気で2着と好走しました。2024年の勝率11.1%、連対率27.8%、複勝率38.9%なので買うのであれば先週だったのかもしれませんが、穴で買うには面白いと思っています。
短穴はセレシオンとします。
調教過程の表にも書いていますが、DPで最終追い切りを行ったときは、1-2-0-0の成績で連対率100%となっています。東京はプリンシパルSの時に7着と全く走れていませんが、その後の成長を考えれば好走する可能性もあると考えています。
残った馬のクロミナンス、ラーグルフ、マイネルウィルトスは押さえとします。