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京都大賞典の調教傾向と考察について

先週末の時点では、京都大賞典だけを予想しようと思っていましたが、結局全ての重賞を予想しているんですけど、土曜日のサウジアラビアRCが的中したことで大分気持ちが楽になりました。
重賞連勝なんてそうそうしないと思いますので、参考程度に見ていただければと思います。

それでは、いつもの通り過去6年の好走馬の傾向についてです。

①3着以内に好走した馬はトーセンバジルを除き調教本数を標準以上追われた馬だった。その調教本数が少なかったトーセンバジルは最終追い切りでW最速に該当していた。
②3着以内に好走した馬の調教タイプはダンビュライトを除き併用調教の馬だった。
③3着以内に好走した馬の最終追い切りは、坂路の場合は上がり1ハロン最速で無くても良いが、トラック(CW、南W)の場合は上がり1ハロン最速(W最速)を出していた。またその最終追い切りが坂路だった馬は、4ハロン52秒台より速い時計を出していた。
④勝馬の調教タイプは、調教本数が標準以上で併用調教の馬だった。また最終追い切りが坂路だった馬は上がり1ハロン最速で無くても良いが、トラックの場合は上がり1ハロン最速に該当していた。

ということで、京都大賞典で好走する調教は、調教本数が標準以上で併用調教の馬が良いということになりました。

今回の出走馬で調教本数が標準以上で併用調教だった馬は、

サトノグランツ(乗り込み併用)
メイショウブレゲ(標準併用)
シュバリエローズ(標準併用トラック主体)
ジューンアヲニヨシ(多め併用坂路主体)
スマートファントム(乗り込み併用)
ディープボンド(標準併用)
プラダリア(多め併用)
ブローザホーン(乗り込み併用)

の8頭となりました。

また、坂路単一調教だったケイアンサンデラ、ドクタードリトル、バビットは好走例が過去6年で1頭しかない調教タイプであることから消しとします。

残った8頭の馬たちは、調教傾向からは好走する調教内容であるので、ここは京都外回りの馬場傾向から考えていきたいと思います。
土曜日の京都外回りの馬場傾向は、コーナー部分で内を通った馬が得をする馬場でした。
そのため、内を通って競馬ができそうな馬を選んでいきたいと思います。
まず逃げるのはケイアンサンデラかバビットだと思われますが、ペースはそれほど速くならずミドルペース~やや遅めくらいになると予想します。
そして好位にサトノグランツ、シュヴァリエローズ、ディープボンドあたりが進み、その後ろにジューンアヲニヨシ、プラダリア、ドクタードリトル、ブローザホーン、後方でメイショウブレゲ、スマートファントムが脚を溜めると思います。
ペースがそれほど流れないとなれば、自然と後方の馬は外を回らざるを得なくなることが予想され、先行できる馬が有利と考えています。

そこで本命はシュヴァリエローズとします。
シュバリエローズは前走の目黒記念でハンデが軽かったこともありますが、タイム差無しの2着に好走しました。しかし5着までに入った馬が全て本馬より重いハンデを背負っていたことを考えれば、そこまでの評価をできないかもしれません。ただ今回も前走と同様に内が有利な馬場傾向であり、フットワークが大きな馬なので京都替わりは問題ないと思います。
対抗はサトノグランツとします。
内有利な馬場には最適な最内の枠に入りましたし、馬群からでも差してこれるのは、今までのレースで証明しています。人気ということもあり対抗としましたが、この馬が勝つことも十分にあると考えています。
短穴はディープボンドとします。
スタートが良く前に行ける馬ですし、京都外回りは得意としています。馬場傾向に合った競馬ができそうで、天皇賞(春)で3年連続好走している力を発揮してほしいところです。
あとは、相手にブローザホーン、スマートファントム、ジューンアヲニヨシを押さえておきます。

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